学生時代にやらなくてもいい20のこと

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2341
感想 : 335
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163752501

感想・レビュー・書評

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  • 主に著者の大学時代で経験したこと、直面したことの話。
    人間の人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。とも言われるように、
    面白おかしく大学時代の話を展開するエッセイ集。
    これがまためちゃくちゃ面白い!電車のなかで読んだら笑いこらえて変顔になること間違いなしなので、自宅で読みましょう。
    大学時代なりの自由を満喫している日常で羨ましいね!

  • 電車で読むのはツラすぎました(笑)
    突然にやにやしちゃうので、大変w

    学生時代のエピソードだけなのに、
    日常でこんなおもしろいことって
    あるんだなぁとビックリ( ^o^)
    好奇心旺盛なのでしょう…。
    何でも楽しそうだと思ったら
    チャレンジするのが良いのかな!
    でも北海道旅行未遂とか島旅行は、
    本当に思いつきだけですよねw
    十分リア充大学生だと思うけどな(笑)

  • 文体が超口語体で読みやすく、さっぱり読めておもしろかった。
    おもしろく書かれているのもあるが変な体験しすぎではないか?笑

    エッセイだと作者の自意識が主張しすぎるものが多いが、筆者がキャラクター化されていて、エッセイだと気負わず楽しめた。

  • おもしろかった。
    朝井リョウ・・・早稲田時代のどこでもある馬鹿な・・・でも キラキラした学生時代が詰まってました。
    「無駄な事って、やっぱり人間には必要なんだなぁ。」って、根拠もなく、でも確かに感じられる1冊でした。
    クスッと笑ってしまうので、ニヤニヤしいの方はお気をつけください。

  •  男性受賞者としては最年少で「直木賞」を受賞した朝井リョウさんによる、大学時代のあ~んなことや、こ~んなことが綴られた抱腹絶倒まちがいなしエッセイ。

     ちょっと自虐的過ぎはしないかというきらいもあるけれど、大学時代って、確かにこんなことあるかもな~と思える今どきの学生事情。こんなことを書いて大丈夫かなぁと思いつつ、大爆笑しました。
     そして、幼い自分も朝井さんには言えないほど、視力が悪いとか、朝礼で倒れるとか、はたまた腕を骨折して吊ってるとかいうことに強くあこがれていたことを恥ずかしながら書き留めておきます。(ホント、バカだわ)

  • 朝井リョウってこんな面白おかしい文章書けちゃうんだ!イメージと違った。そして当の本人もイメージと違って爽やか好青年だった!人の気づいていない心を言葉にするのがすごく上手なんだな。彼の作品がはやく読みたくなりました。

  • 複数の登場人物の心理描写がとても上手い、という印象はあったけど、エッセイとなるとその矛先は紛れもない朝井リョウ本人に向けられている訳で…。

    本当にドMなんだと思う。
    そしてそれを作品にできるは、やはり才能なのだと思う。
    早大生のイメージをぶち壊す、ただの馬鹿な大学生の日常…。ハイテンションに、間抜けに、時たま冷静に、数々のエピソードが、回りくどい癖になる言葉で語られていきます。何度肩を震わせて声を殺して笑ったことか。

  • 今まで読んだエッセイの中で一番面白かった。
    小説作家が書くエッセイなんて単なる金稼ぎの自己満じゃんって思ってあまり読んでこなかったけど、この本は読者の自分も満足できた。この人と気が合うのかもしれない。

    『桐島、部活やめるってよ』とか『何者』とかにつながるような普段の生活というか観察眼というか、そんなものが垣間見えた気がして、また小説を読み返したくなった。

  • 電車の中で吹き出して恥ずかしくなったけど、ここのレビューで同意見がたくさんあったので安心しました。

  • 最初はタイトル的に少しお堅い内容かと思って読んだら、180度真逆だった。そして何より読みやすすぎて、本当に頭空っぽになって笑えた。

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

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