16世紀「世界史」のはじまり (文春新書 1305)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166613052

感想・レビュー・書評

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  • 表紙から世界史の主要人物が交わる姿を期待していましたが、個々の歴史中心で特に新しい発見がなかったです。

  • グローバル化が始まり欧州基準が世界を席巻し始めた時代。16世紀はどのような時代だったのか、日本からポルトガルまで科学と交易、特に宗教改革よりもイエズス会を中心としたカトリックや、近代主権国家の成り立ちに言及。

  • 宗教改革・対抗宗教改革、宗教戦争・戦費調達・財政制度の近代化・課税・国境・主権国家の誕生、グーテンベルク革命、イエズス会・軍事革命・武器輸出、ユダヤ人の商業ネットワーク、科学革命、銀・ポルトガル商人・南米・マカオ・石見銀山、海運。
    ほんと世界史は面白い。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    序章 「世界史」はいかにしてはじまったのか/第1章 大航海時代ーグローバル交易ネットワークの誕生/第2章 世界史からみた「宗教改革」/第3章 宣教集団にして死の商人ーイエズス会の世界戦略/第4章 科学革命とキリスト教/第5章 カール5世とスレイマン1世ー16世紀前半の世界/第6章 フェリペ2世VS.主権国家ー16世紀後半の世界/第7章 世界史に組み入れられた戦国日本

  • 【「世界史」はここに始まる】歴史を動かしたのは宗教改革でもルネサンスでもなく、グローバル商人だった欧州、新大陸、日本と、世界史が一つにつながった時代。

  • <目次>
    序章   「世界史」はいかにしてはじまったのか
    第1章  大航海時代~グルーバル交易ネットワークの誕生
    第2章  世界史から見た「宗教改革」
    第3章  宣教集団にして死の商人~イエズス会の世界戦略
    第4章  科学革命とキリスト教
    第5章  カール5世とスレイマン1世~16世紀前半の世界
    第6章  フェリペ2世vs主権国家~16世紀後半の世界
    第7章  世界史に組み入れられた戦国日本
    まとめ

    <内容>
    教養新書としては、ざっくりな内容かもしれない。帯に「歴史総合」を学ぶ人必読!の怪しい文字も…(つられて買った私も…)。専門は16~18世紀のバルト海貿易だそうで、まあ、タコつぼの専門を脱することも必要かもしれないが、それは読者側の仕事のような気もする。わかりやすいことはわかりやすい。でももうちょっと中身が欲しい気もする…。  

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著者プロフィール

玉木俊明(たまき・としあき)
1964年生まれ。京都産業大学経済学部教授。著書に『近代ヨーロッパの誕生』『海洋帝国興隆史』(講談社選書メチエ)、『金融課の世界史』『ヨーロッパ覇権史』(ちくま新書)などが、訳書にパトリック・オブライエン『帝国主義と工業化 1414~1974』(共訳、ミネルヴァ書房)などがある。

「2022年 『世界をつくった貿易商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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