- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167124014
感想・レビュー・書評
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口述というところが面白い。
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行動の尊さを述べる一方で行動の空しさが常に提示されている。
小説よりも遥かに率直に三島の考えが述べられていて読みやすい。理解しやすいかというともちろん別なのだけれど。
それにしても30年近く前に書かれたものなのに色あせないのはさすがですね。とても示唆に富んだ指摘に満ちている素敵な書籍です。 -
漢字一言で書くと『絶』。
小説は読んだことないけどエッセイで感じる三島由紀夫は魂の作家である。 -
コンニャク演技であります。
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三島由紀夫ファンにはたまらない。
哲学的な一面もあって読みやすい。
そういう考え方もあるんだなーって感じです -
三島由紀夫の小説とくらべるとだいぶ軽い読み物なんだけれど、本人の考えていたことをうかがい知るヒントになるものだと思った。
あとがきで本人もそのようなことを書いていることだし。 -
行動学入門、おわりの美学、革命哲学としての陽明学の3つのエッセイが収録されている。
あとがきによると軽く書かれた作品。ただ、三島氏の美、死、革命についての哲学が良くわかる作品。
他の作品を読んでいても感じることだが、有終の美は死をもって成すとするならば、氏の最後もより感慨深いものとなる。
二度、三度と読める作品。 -
行動の美しさ。
三島由紀夫が考える行動の意味。
三島由紀夫の考え、文章は嫌いじゃないなー。
「若者よ、もやしのようなインテリになるな!」です。 -
購入済み
出版社/著者からの内容紹介
行動は肉体の芸術である。にもかかわらず行動を忘れ、いたずらに弁舌だけが横行する現代の風潮を憂えて、男としての爽快な生き方のモデルを示したエッセイ集。死の直前に刊行された。解・虫明