- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167549015
感想・レビュー・書評
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軽くて読みやすくて、内容もホノボノとして読後感がよろし。
次の展開に緊張したり、次どうなるの~とかのワクワク感は少ないけど
なんも考えずに読めるから、暇つぶしにはもってこい。
というわけで、チョット物足りない感があるのはしょうがあるまい。 -
一番好きなのはダントツでサボテンの花。自由研究にサボテンのテレパシーというオカルティックで、保護者的に卒倒モノを選んだ6年1組。しかし、そこにあった本当の意図は、、という内容だが、シンプルなネタをあそこまで心温まる物語に昇華するとは、このころから既に宮部氏はすごかったの一言。くだけた文体と魅力的なキャラクター、綿密な社会背景に読み手はすぐに物語に引込まれ、登場人物を応援したくなる気持ちにさせるのは宮部作品の特徴。特に子供が主人公のときの作品が秀逸で、実に活き活きと描かれている。例えばソロモンの偽証など。
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宮部さんの初期作品だそうですが、やはりどれも読みやすく、短編集でしたし、どれも面白く軽くさっと読めました。
他にもレビューがたくさんあるように、『サボテンの花』にはやられました。 -
宮部みゆきさんの短編 小説。
短編 小説は 初めてだったけど すごく読みやすく よかった。
この作品の中で一番お気に入りは、「気分は自殺志願」だ。
何となく心が温まる良いミステリーだと感じた。
誰もが色々な悩みを少しはもっている。
それを面白おかしく解決してくれる本作品は気にいった。
僕たちの悩みすぎ前を向いて進んで行こう!\(^-^)/ -
全体的に良い話
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脅迫なんかをしてお金を奪ってしまうのに、ほんのりと愉快さが残るお話でした。
表題作と『気分は自殺志願』では「良かった」と言うのは不適切なのでしょうが、「めでたしめでたし」と思ってしまいます。
『この子誰の子』と『サボテンの花』が好き。 -
サボテンの花 が一番好きです。
予想できなかったオチに、ほっこりしました。