水の眠り 灰の夢 (文春文庫 き 19-2)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167602024

感想・レビュー・書評

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  • 情報はカネになる。今も昔もそうなんだな~。

  • 前者は出版社系週刊誌の台頭を扱ったもの。
    時代背景は東野圭吾『白夜行』の頃かな?
    キリノの女は格好イイ。

  • 子どもの頃の昭和。

  • 昭和38年、高度成長時代の東京が舞台。
    自分の生まれた年の日本はこんな感じだったんだろうか。

  • ミロパパがカッコイイだけに、その後の彼の人生を思うと泣ける…

  • 6/26読み始め→7/2読了。久しぶりの桐野夏生。ミロシリーズということは知っていたため、安定のストーリー展開だろうということは予想できた。女性主人公を描かせたらピカイチだと思っていたが、男性主人公もなかなか。高度成長期を知らない私でも街並みやファッションなどを想像することができた。後半にかけて盛り上がる展開にドキドキしながら読めた。

  • 久しぶりに 桐野さん読みました。

  • よくあるシリーズもの主人公の親世代の話。ミロシリーズが好きな人なら絶対気に入るミステリ。ミロの生い立ちはなかなか興味深かった。多少実話も混ざり興味をそそられた。

  • ミロの父親の昔の話。

    2012.09/21 読了。

  • 高度成長期の活気ある時代にもかかわらず、部分的に戦争の影が見え隠れするような感覚がありました。
    遠い昔を時代背景に設定しているのに、古臭さを全く感じず、夢中になって読みました。
    ただ、なんとなく寂しい読後感を持ったのは、後藤が殺されてしまったからでしょう。とても魅力的な人物だったので、彼が死んで喪失感がたまりませんでした。
    関連作を読んでみたいです。

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で「江戸川乱歩賞」、98年『OUT』で「日本推理作家協会賞」、99年『柔らかな頬』で「直木賞」、03年『グロテスク』で「泉鏡花文学賞」、04年『残虐記』で「柴田錬三郎賞」、05年『魂萌え!』で「婦人公論文芸賞」、08年『東京島』で「谷崎潤一郎賞」、09年『女神記』で「紫式部文学賞」、10年・11年『ナニカアル』で、「島清恋愛文学賞」「読売文学賞」をW受賞する。15年「紫綬褒章」を受章、21年「早稲田大学坪内逍遥大賞」を受賞。23年『燕は戻ってこない』で、「毎日芸術賞」「吉川英治文学賞」の2賞を受賞する。日本ペンクラブ会長を務める。

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