株価暴落 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167728014

感想・レビュー・書評

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  • 電子版で読了。
    半沢さんと、同じ系統ですが最後がちょっと自分としては如何かと。
    ま、面白くない訳ではないが、ドラマではどんな感じかちょっと気になる程度でした

  • 川嶋は、理想の上司である。

  • 池井戸潤さんの9作目で金融とミステリがベストバランスで描かれた文句なしの傑作ですね。私は著者が完全に音楽と芸能人を意識していると確信しますが、白水銀行の板東(英二じゃない)に巨大スーパー・一風堂(すみれセプテンバーラブが有名)に刑事の野猿(とんねるずの音楽グループ名)と最後に脅迫者の案山子はさだまさしの名曲ですね。本当に心憎い程に巧くできた筋書きですね。悪い奴らが汚い手でもって正義を踏みにじる展開に何とか神よお助けをと祈っていましたら、危ない所でギリギリ間に合って悪党に天罰が下り心からスカッとしましたね!

  • おもしろかった。
    でも池井戸さんの作品に関しては、
    金融より刑事関係の方が濃淡に描写されていた。
    最後も癒着を匂わせる展開で終わる。
    次回作があるのでは?と。
    黄と由希との今後の関係性とか事件解決後
    展開してほしかったなぁー。
    割と早い段階で黄が容疑者なったから
    中盤以降、黄が犯人じゃないだろうと睨んでたから間延びしたかなー。
    でも最後で一気に展開が早くなる。
    あくまで金融ミステリー。

  • 最後の最後まで安心できず、坂東はどうなるのか?!と不安に駆られながら読み進んで行きましたが、最後は大ホームランが打てそうな予感でスッキリとした読み終わりました。 今回、坂東と刑事とが別の時間軸で、それぞれの事件を解決していくのがもどかしかったし面白かった。主人公が全ての事件に関わって解決していくとは限らない。

  • 今年はサクサクいくよ~「動かざる涅槃像」の構えから、早速の読了です

    最初は読みやすい池井戸作品から手をつけました
    年末にブロ友さんのところで感想見て、読むか迷った作品なんですが...
    持ってました......(*´∇`))
    知らない間に小人が購入し、部屋に積んだようです
    2冊目が発掘されないことを祈るばかりです

    いや、これ面白く読めたんだけど、このタイトルは安直すぎで駄目だろうね
    ひねるべきです

    まあ、内容としては、半沢風銀行劇+事件ミステリーですから、どちらかが好きなら楽しめるかなぁ
    しかし、銀行って本当に描かれるような嫌な奴ばっかりなんですかね
    海堂作品に見られる医療組織と、池井戸作品に見られる銀行組織には毎度、日本の組織病巣を見る思いだが...

    星は★★★(3.0点)
    ※満点は5点です

    お薦めの読書方法は、書店でブックカバーをかけてもらう際に6ページまで隠れるようにして(本文は7ページからで差し支えなし)、本の存在を一旦頭から消し去り、しばらくしてから読むと良いでしょう

  • さいごのいい所を書いて欲しいよ。
    黄はどうなったの?

  • テンポよし、銀行内、企業内、警察内、容疑者、それぞれの人間模様をシンプルに掘り下げられてる

  • うにゃ〜、銀行モノは難しいのぅ〜〜!!!
    なんかイヤな奴らが次々出てくるし〜!
    若いふたりの行方も気になるのに、うっちゃられちゃってるし!!

  • 銀行での半沢直樹的な争いと、爆破事件の話が並行して進んでく内容だった。どちらもなかなか進展がなくダラダラと読み進める部分が多かった。半沢直樹的な意表をつくような大逆転サクセスストーリーを期待して読むと物足りないかもしれない。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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