- Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167818012
感想・レビュー・書評
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一冊の本の中に、政治、暴力団、芸能やビジネスが絡み合っていて、
なんか難しい。
前のページを読み返したりした。(普段はあまり読み返さない)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エリート意識丸出しで、嫌気がさした。
エリート以外に、キャラ要素もなく、残念な感じ。
元警官が書いているだけに、リアルはリアル。が、あまりにリアルすぎて、何の山もなく終わってもうた。 -
(要チラ見!)/文庫
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読みやすい
警視庁情報官と同じ感じ -
警視庁公安部・青山望シリーズ1作目。公安部の青山以下、他3人の同期たちと連携しながら、壮大な闇社会の黒幕たちを追い詰めていく。
同期の4人組がとにかくスーパーマン。読んでいて安心感はあるし、悪を追い詰める爽快感はあるものの、キャラクターとしてのリアリティーは薄い気も。対して、事件そのものの背景はこれでもかと現実のモノに準えられていて、読んでいる此方がここまで書いていいのかドキドキしちゃいそう。主に前半の警察組織の階級社会の説明云々は、読むのに多少疲れるが、警察小説好きな私としてはまあ参考にはなったような。 -
インテリジェンス警察小説。公安・組対等の捜査テクニックがフィクションという体でありながらリアルにかつ丁寧に紹介されている。
ストーリー性を求める読み方をすると物足りないかもしれないが、警察とはどういう仕事をするのかということに関して興味が持てれば面白い作品である。 -
青山望が中心となりながら、同期の活躍も目立つ。
大和田、藤中、龍たちの 連繋で 『悪』を追い詰める。
2011年9月2日の作品で、舞台は民主党が政権をとった時期となる。
政界汚職のほうが2012年3月9日 なので 後の作品になる。
どうも 黒田警視と青山警視が だぶって 来る。
同じようなキャラクターであるが、・・・
青山望は チャンスに恵まれている。
ネットワークのよさが なんともいえない魅力。
福岡で 財務大臣が目の前で刺殺される。
その犯人は 完全黙秘を貫く。
青山望は 完全黙秘だった 蒲田1号 の情報から、
顔の整形、そして 指紋さえも 整形してしまうことに、興味を持つ。
そしてその犯人と掌紋が 55%一致したのだ。
その犯人と接触していたのが 東山会 宮坂だった。
次々に 公安の手法で 相関図が 明らかにされていく。
このつながりを明らかにしながら 東山会を一網打尽とする。
そのテンポが いいが、登場人物が 多すぎる。 -
保有状況:譲渡&購入日:41021&購入金額:690
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青森県五所川原でお会いした「すこっぷ三味線」という芸の家元から頂いた本。なんとその家元が登場しているミステリーなのです。近々ドラマ化されるとのことで、家元の出演する箇所の収録も完了しているとか。トリックの種は知ってしまいましたが、どんな風に映像化されるのか楽しみ。
いわゆるトラベルミステリーものにしては、取り上げるテーマも現代ならではの社会派。細部がやや駆け足で、謎解きのポイントとなる事柄にたどり着く過程や周辺人物の描写、ご当地の様子などなど、もっと詳しく知りたくなってしまう箇所は多々あるけれど、スピード感がある方が良い、という面もあるのかも。
久々のミステリー、面白かった。