ハウルの動く城2 アブダラと空飛ぶ絨毯 (ハウルの動く城 2)

  • 徳間書店
3.58
  • (243)
  • (338)
  • (681)
  • (46)
  • (9)
本棚登録 : 2619
感想 : 277
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198607517

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ハウルの動く城、二弾目です。
    前作とはガラリと印象が変わり、今回はアラビアンナイトの世界。
    千夜一夜物語が好きな私としては嬉しい限り。

    ハウルとソフィーのその後が読みたくて手に取った人は少し拍子抜けするかも知れませんが、大丈夫。
    ハウルもソフィーも隠れているだけでちゃんと居ます。
    作者、なかなか洒落ているなぁ。

    私は前作よりも今回の物語の方が断然好き。

  • ハウルの動く城〈2〉となっているが、別のお話にハウルが脇で出てくる・・という感じ。

    作者のあとがきで、ハウルたちは隠してあります・・と出てくる。すごく納得した。

    途中で、いつハウル出てくるの・・・?って思いながら読んでいたから。
    訳者のあとがきまで読むと、凄く納得。

  • 「ハウルの動く城」の続編。
    といっても、ハウル達は「隠れている(by 作者)」ので、主人公は別の人だけど。
    アラビア~ンな空飛ぶ絨毯&魔人がこんな愉快な物語に仕立てられたところ、さすが!って感じだね。
    ウィン・ジョーンズの本はわかりにくかったり最後に畳みすぎだったりするけれど、児童向きなおかげか、これはすっきり・からっとしてて楽しめた。

  • なかなあ面白かった。

  • 若き絨毯商人アブダラが恋に落ちた姫君は巨大な魔神(ジン)にさらわれてしまった。
    やがて砂漠で手に入れた願い事をかなえる瓶の中の精霊(ジンニー。なぜか不機嫌)や、正体不明の兵士(喧嘩が強い)が仲間に加わり、一行は絨毯(お世辞が大好き)に乗って、隣国インガリーへ……

    読後の突っ込み:ハウルなかなか出てこないと思ったらそこにおったんかい!

    装丁 / 鈴木 ひろみ
    装画 / 佐竹 美保
    原題 / "CASTEL IN THE AIR"(1990)

  • 2015/01読了。何年も前に読んで、再読。1巻より話の運びが分かりやすく、読みやすかった。巧みに伏線が張ってあるなあ、と。最後の種明かしが鮮やか!

  • そう来たか、と言う感じで意図を逸らしてある。
    期待を躱してハウルもなかなか出てこない。
    笑い話のようなデフォルメが軽快に繋がって、とても楽しめた。

  • ハウルとソフィー達のその後が知りたくて手に取る。アブダラと猫を溺愛する変な兵士。
    まさかそんなところにハウルやソフィーが潜んでたなんて!気づくわけない!子供も産まれて幸せそうでした。

  • 100

  • 「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹作。
    アラビアン・ナイトな雰囲気は最初だけ。
    全作品のメインキャラが意外な姿で登場する。
    最後まで読めば「おぉ!」と納得。おもしろい。
    〈夜咲花〉〈真夜中〉〈はねっかえり〉という呼称がなんだかいいなぁ。

全277件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)
1934年8月16日 - 2011年3月26日
イギリスのファンタジー作家で、子ども向けの独創的なファンタジー小説を記す。代表作に『ハウルの動く城』『大魔法使いクレストマンシー』のシリーズがある。
2004年に『魔法使いハウルと火の悪魔』が宮崎駿監督・スタジオジブリ作品「ハウルの動く城」として映画化され、日本でも広く知られるに至る。

ダイアナ・ウィンジョーンズの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×