- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198607517
感想・レビュー・書評
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ハウルの動く城、二弾目です。
前作とはガラリと印象が変わり、今回はアラビアンナイトの世界。
千夜一夜物語が好きな私としては嬉しい限り。
ハウルとソフィーのその後が読みたくて手に取った人は少し拍子抜けするかも知れませんが、大丈夫。
ハウルもソフィーも隠れているだけでちゃんと居ます。
作者、なかなか洒落ているなぁ。
私は前作よりも今回の物語の方が断然好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなあ面白かった。
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若き絨毯商人アブダラが恋に落ちた姫君は巨大な魔神(ジン)にさらわれてしまった。
やがて砂漠で手に入れた願い事をかなえる瓶の中の精霊(ジンニー。なぜか不機嫌)や、正体不明の兵士(喧嘩が強い)が仲間に加わり、一行は絨毯(お世辞が大好き)に乗って、隣国インガリーへ……
読後の突っ込み:ハウルなかなか出てこないと思ったらそこにおったんかい!
装丁 / 鈴木 ひろみ
装画 / 佐竹 美保
原題 / "CASTEL IN THE AIR"(1990) -
2015/01読了。何年も前に読んで、再読。1巻より話の運びが分かりやすく、読みやすかった。巧みに伏線が張ってあるなあ、と。最後の種明かしが鮮やか!
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ハウルとソフィー達のその後が知りたくて手に取る。アブダラと猫を溺愛する変な兵士。
まさかそんなところにハウルやソフィーが潜んでたなんて!気づくわけない!子供も産まれて幸せそうでした。 -
100
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「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹作。
アラビアン・ナイトな雰囲気は最初だけ。
全作品のメインキャラが意外な姿で登場する。
最後まで読めば「おぉ!」と納得。おもしろい。
〈夜咲花〉〈真夜中〉〈はねっかえり〉という呼称がなんだかいいなぁ。