- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198614041
感想・レビュー・書評
-
中盤以降、盛り上がってきてこれから!と思ったら、外国作品に多い、よく意味のわからない言い回しで、結局尻窄み感が強く終わった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
魔法使いが火あぶりにされるという世界にある学校の話。
火あぶりにされるのに、自分が魔法使いかもってなった時、みんな少し嬉しそうになるのが子供らしくてかわいかったです。 -
登場人物が多く、人間味のあるキャラもその分多かったなと。
これを読んだ時は誰にも共感出来ず、感情移入できなかった。淡々と進むストーリーを傍観してる感じ。
クレストマンシーシリーズを集めきったらまた読み直そうと思う。 -
感想記録なし
-
小中学生の時に出会いたかった…
-
どうして魔法使いが弾圧される世界にいるのか、平行世界の分岐点の失敗が原因だったとは。
登場人物が多く初め混乱したが、生徒も先生も個性的で、良い子だなぁと思える子がいないのが面白かった。
チャールズもその邪眼であやうく黒魔術師になる所を、改心できてホッとした。
そして今回も圧倒的なクレストマンシーの安心感。
私も『クレストマンシー!』って呼んでみたい。
どの巻も装画と挿絵が素敵です。 -
2021/04/15
・読んだことがあるはずなのに全く記憶がない -
久々に、児童書を読みました。主人公は、クレストマンシーではなく、それぞれに癖のある子どもたち。魔法使いであることがバレると火炙りになるという世界で、自身が魔法使いであるのかどうかわからないという設定が面白かったです。
-
魔法は存在するが厳しく禁じられている世界。そこにある寄宿学校の二年Y組で見付かった「このクラスに魔法使いがいる」とのメモ。そして魔法としか思えない様々な事件。魔法使いの疑惑から逃げるため、生徒たちが「クレストマンシー!」と古くから伝わる呪文を叫ぶのだった。
作者お得意の平行世界を扱った物語。歴史の事件が岐路となり多種多様の世界が生み出される。そこには魔法のある世界も、魔法のない世界もあり、その魔法の使われ方を監視する役職としてクレストマンシーがいる。そんなシリーズ物のひとつ。
シリーズ物ですが、これだけ読んでも面白いです。魔法使いがいるとの密告から、仲間外れにされていた生徒や厄介者の生徒に疑いの目が集まる。しかも本来魔法が存在する世界なので、不意に魔法使いの能力に目覚める者も現れる。
そこに妙に校則の厳しい学校の様子や、いじめっ子とのやり取り、魔法による騒動が加わり、しっちゃかめっちゃかになったところで大魔法使いクレストマンシーの登場。
しかし快刀乱麻のごとく魔法で解決とはせずに、いびつな世界の原因を探ろうとするというのも作品世界観の奥深さを垣間見させるのです。ほかのシリーズを読むことにより補完し合い、より作品世界を知ることになるのでしょう。
一癖も二癖もあるひねくれたキャラクターがたちが巻き起こす騒動も楽しい一冊でした。 -
このクラスに魔法使いがいる」なぞのメモに、寄宿学校は大さわぎ。魔法は厳しく禁じられていて、魔法使いは見つかりしだい火あぶりになるからだ。だれが魔法使いなのか?メモを書いたのは?「おまえが魔法使いだろう」と真っ先に疑われたのは、仲間はずれの男の子チャールズと、有名な大魔女の血をひいている女の子ナンだった。続いて、校内で魔法としか思えない事件が次々に起こりはじめた。音楽の時間に鳥の歌を歌えば、ものすごい数の鳥が飛びまわる。夜中に学校じゅうの靴が集まり、講堂にどさどさふりそそぐ…。やがて副校長の息子で嫌われ者のブライアンが、「魔法使いにさらわれる」と書き残して失踪し、さわぎはますますエスカレート。追いつめられたナンと仲間たちは、古くから伝わる助けを呼ぶという呪文を、唱えてみることにした。「クレストマンシー!」すると現れたのは…?
-
小学生のときに読んだ、大魔法使いクレストマンシーシリーズの1冊。
実際に読んだのは、魔女集会通り26番地だったけど、この際だからシリーズを全部読もうかと。
登場人物が多く、いきなりワーッと出てくるので戸惑うけれど、話がどんどん展開するので目が離せなくなり、クレストマンシーが出てからはワクワクする。 -
チャールズが、「バードメン」の英ちゃんかってくらい色々もやもやしていてたまらない。境遇もそんな感じ。イギリスの学校の人間関係は、アメリカの児童文学にでてくるものよりも日本に近くて想像しやすいです。あと、やっぱり竹本泉の絵が浮かんできて愉快。
あとニラパム、有能やな。クラスの騒動を収めるあたりが、面白くって。
犬のふりして、得意げに籠に収まっている靴下を想像すると可愛くてにまってしまいます。
これまで読んだ2作よりもクレストマンシー活躍してました。 -
再読
子供たちの自分勝手な行動が生き生きと書かれていて、クレストマンシーの活躍には今もほれぼれしましたが、それ以上に友情やイジメやプライドといった学校生活が魔法とごっちゃになって楽しかった。 -
「クレストマンシー」と3回唱えると、何かが起こる。
-
昔よんでいたシリーズに新作が出ていて、でもどんな概要だっかうろ覚えだったのでもう一度第一作から読んでました。
思い出しながら読むのは思ったより楽しかったです。魔法使いは火あぶりになるという世界の学校のとあるクラスで「このクラスに魔法使いがいる」という告発メモから話は始まります。誰が魔法使いなんだろうと考えながら読むのはちょっとしたミステリー感覚も味わえます。事件を解決する大魔法使いや、子どもたち等登場人物も個性のある人ばかりで読むのに飽きませんでした。ただ、文章がちょっと独特なので慣れるのに時間がかかるかもしれません。 -
クレストマンシーシリーズ、3巻目だが、それぞれ独立したお話のようで、違和感はなかった。魔法使いは公開火あぶりの世界で、クラスに「この中に魔法使いがいる」というメモが回る。みんな焦るなか、真相が明らかになっていく。子どもたちがそれぞれ個性的で飽きず、楽しんだ。他のシリーズも是非読んでみたい。