- Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199602610
感想・レビュー・書評
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ブックオフにて購入。
昭和初期頃を舞台に、味噌屋の道楽息子・升一郎と、怪談好きの幇持・与三郎の掛け合いが絶妙で絶品。<Br>
ボーイズ・ラブ要素あり。飄々とした変わり者の若旦那・升一郎のキャラが良い!まわりの風聞をまったく気にしないところが、かなりの大物である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あたしの知ってる今市子色が強い作品だった。『百鬼夜行抄』系だよね。しかし、charaは「そーいう」レーベルですよねぇ?(20060223)
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昭和に近い辺りの時代物、なのですが、
与三郎は何だか報われない感じが可愛くて、
味噌屋の若旦那、升一郎は駄目ボンボンっぷりがたまらないっ。
時代感も綺麗で雰囲気があって素敵です。 -
「坊ちゃんあちらに山崎屋さんがみえました<br> ご挨拶をお願いします」<br>「はい このたびはどうもご愁傷様です」<br>「坊ちゃん! それはこちらが言うんじゃなくて・・・」
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近代風味、少し怪談まじりな展開と少し古風で耽美な画風がマッチしていて美しい。
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ちょっとBLの要素が入ってはいるけれど、路線としては代表作の「百鬼夜行抄」ですね。老舗味噌屋の若主人と、妓楼の幇間との・・・あ、愛?(笑)と不思議な話の連作短編集。
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ちょっとBLの要素が入ってはいるけれど、路線としては代表作の「百鬼夜行抄」ですね。
老舗味噌屋の若主人と、妓楼の幇間との・・・あ、愛?(笑)と不思議な話の連作短編集。 -
昭和初期の味噌屋の若旦那とたいこもちの話ってどういう設定なんだ!
でも「百鬼夜行抄」と「楽園まで…」が混ざった感じで良い。 -
<あらすじ 裏表紙から抜粋><BR>
鶴来升一郎は、老舗の高級味噌屋の若旦那。名だたる「道楽息子」で器用貧乏の変わり者。そんな彼のご贔屓は、怪談にしか能がなく、金次第でなんでもする曲者の幇間・与三郎。嘘か真実か若旦那、与三郎に言い寄って!?吉原の料亭「幻月楼」の座敷を夜ごと彩るのは、人の世の欲望とあやかしが織りなす不思議語り。<BR>
</あらすじ><BR>
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今市子、すき…!!美しい絵、効いたユーモア、仄かに匂わせる男と男の怪しいかおり…すき…。笑。今市子の描く漫画に出てくるのは必ずどこか短所がある男なんですよね…。完璧なひとは居ないんです。本当によくいるようなひとを描いて、でもそれでいてかっこいいんですよほんと…。若旦那、最高。すてきすぎます。ホラー交じりなので二重に楽しめるところもすてき。
…垂れ目がちなその顔が、創造している火村(助教授&作家シリーズ@有栖川有栖)そっくりで役得… -
若旦那と男芸者って設定だけで萌え萌え萌えに10000満点。