UNIXという考え方: その設計思想と哲学

  • オーム社
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784274064067

感想・レビュー・書評

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  • UNIXで大切にしている概念をひとつずつ丁寧に説明している。タイトルでとっつきにくい印象を受けるかもしれないが、やさしい言葉で説明されている。
    こういった海外の技術書は英語独特の表現や冗長な言い回しが多い傾向にあるが、本書はまったくそういうことはなく、素直に読める。日本語訳もわかりやすい。
    UNIXをすこしでも触ったことのある人なら読める本。

  • これをすごく好きな人がいそう

  • UNIXの考え方を解説した数少ない本。UNIXというOSの設計思想というよりは、UNIXプログラマの心得に近い内容。
    原著の発行が1996年らしいが、そのため本文に例として登場するマシンスペックや他のOSはかなり古い。とはいえ、本書の目玉であるUNIXの考え方は普遍的なものであり、今でも十分に役に立つ。何度も目からウロコの落ちる思いがした。ソフトウエア工学が発達した昨今でも、間違った考えに基づくソフトウエアがいかに多いことか!

  • UNIXの考え方を通してソフトウェア工学の指針が理解できた。
    オブジェクト指向プログラミングはこの考え方の延長にあったんだなぁと繋がった感じ。

  • 感想ブログを書きました https://blog.a-know.me/entry/2019/02/14/084742

  • 1

  • 限りなくシンプルで美しく。

    その理念は、ありとあらゆるものを超えていく。

    この書籍はUNIXのファンなら知っている理念とその詳細について紹介している。

    他の書籍でも参考文献として挙がることが多かったので目を通してみた。

    真理を突くものは、いつの年代になっても色あせないものになるのかなと思いました。

  • 本書は、UNIXの設計において貫かれた哲学についての解説書である。「スモール・イズ・ビューティフル」、「一つのプログラムは、一つのことだけをうまくやらせる」、「出来るだけ早く試作する」など現代のソフトウエア工学にもそのまま当てはまる考え方は時代を超えてなお新しい。あらためてUNIXの黎明期に携わったソフトウエア・エンジニア、サイエンティストの深遠な思想には敬意を表さずにはいられない。

  • 図書館
    UNIX

  • UNIXユーザーなら日々体感しているであろう「一つのことを上手くやる小さなプログムラの集合によって大きな問題を解決できるシステム」という価値観について滔々と語っている本

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