心霊探偵八雲 4

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  • 文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286000084

感想・レビュー・書評

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  • 晴香ちゃん教育実習の巻。
    教師目指してたんだっけな。
    八雲との絡みがあんまりなかったのが少々残念でした。

    小学校の火事、自然発火現象、気がかりな生徒
    今回はあんまり幽霊が出てこず、でも怪談めいてておもしろかった。

  • 事件の進み方は毎回同じ。
    バラバラだったピースが最後には合わさっていく。

    今回はおっそろしい女が登場。
    最初の宮川刑事の序章もまだそのままだし・・・・。
    今後も楽しみ。

  • 図書館で。
    さらりと読めるからつい読んでしまう。

  • 心霊探偵八雲シリーズの第4作。
    今回は人体発火現象に関するミステリーで、また新たに謎の人物が出てきた。
    登場人物にもだんだんと愛着がわき、ミステリーも心霊現象と現実の犯罪がうまく組み合わさっていたので楽しめた。

  • 謎の幾つかは予想がついたけど最後にびっくり。謎は深まるばかり。シリーズものを書くの上手いな。

  • 記憶になかったが、文中の薬品名称を見た時、これは以前見たことがあると思った。にも拘わらず、今回に限っては、医者が偽物である、被害者加害者には関連がある、ということしか判らなかった。
    シリーズでは初めてのことだ。
    前回の記憶はどこに行ったのだろうか? それとも薬品の名称だけどこかで覚えていたのだろうか?

    因みに、非常にひねくれた考え方かつ、うがった見方だろうが、問題を抱える児童に対し熱心になる教師に「それは優しさだ」との言葉が文中にあった。本来なら同意してしかるべきなのだろうが、異常な反論を覚えた。
    確かに優しいのだろうが、その優しさがどこから来るのかに注目した場合、無償の、という言葉だけは使えないとは思うのだ。

  • 図書館利用。

  • 2010/6/17読了。

  • どうしてもそんなに晴香の過去を絡めたいのでしょうか。
    八雲のほうはともかくとして、私は彼女にはどうしてもそういう過去を背負ってきたという重みを(性格形成やら普段の言動やら考え方やらすべてにおいて)感じないので、真人とのやりとりにおいても斜めに見てしまうのですが。
    それにしても、後藤と晴香の持ち込む件がそう毎回絡んでいるというのも無理がないでしょうか。そう仕組まれているものもあったにせよ、偶然の域を超えていると思います。

  • ■犯人は神か魔物か? 超常現象「人体自然発火」の謎に八雲が挑む!

    晴香が教育実習で訪れた小学校には、ある噂があった。夜中、校庭で遊びまわり、やがて炎に包まれる少年の幽霊……。噂を裏付けるように、逃亡中の殺人犯が左手首だけを残し、骨まで完全に燃え尽きた状態で発見される。それをかのうにするのは7千度を超す高温のみ。そして、八雲に似
    た雰囲気を持つ少年との宿命的な出逢い。「今度はあの人が死ぬよ!」と少年が指差した先は?

  • 教育実習のため、とある小学校にやってきた晴香は、幽霊が見えるという寂しげな少年・真人に出会う。真人は晴香に「自分は呪われている」と告げるが…。一方八雲は、真人の通う小学校で起こった幽霊騒動を追ううちに、手首だけを残し、骨まで燃え尽きた謎の死体を発見する。人間業とは思えない超高温で焼かれた異常な状況。果たして犯人は人間か、それとも!?(e-honより抜粋)

  • 今回の4巻は人体発火や晴香の
    教育実習など、今回もとても面白かったです

  • 晴香の教育実習編。ってことで。
    生徒に幽霊が見える男の子がいた。彼には色々と問題があるようで晴香は八雲に相談。そして訪れた学校のプールのポンプ室で不可解な遺体を発見。延焼することなく、人間の身体だけが骨まで炭になっていた。
    その頃警察の方では取り調べ中の犯人が逃走。
    25年前の小学校での火事と今回の事件がどうつながるのか・・・?
    まぁ面白かったけどどんどん八雲の独壇場になって行きます。
    もう後藤もただのパシリだしな~~~

  • 今回のお話。
    後藤刑事が何でもかんでも八雲に聞きすぎてなんだかなぁー…と言う感想。
    行き詰まればすぐに八雲に聞く。
    八雲が軽くあしらえば心の中で悪態をつく…。
    パターンが毎回同じで飽きる。
    あと、石井刑事どつきすぎ。
    石井刑事もこけすぎ。まぬけすぎ。
    そして、2人とも何かと単純すぎ。
    今回はそれほど幽霊の話は出てない。
    心霊探偵なんやからもっと出してもいいと思うが。
    初期の方が出まくってて良かったのになぁーと。
    八雲は初期に比べてまるくなったなぁーと。
    もっと毒舌全快の方がいいな。
    後半部分で矛盾というか違和感を感じる部分があった。
    気にならない方は気にならないだろうが。
    自分はどちらかというと文章に矛盾があるとかなり気になる。
    読み違い、考え違いだろうかと思い何度も読み返すがやっぱり違和感を感じる。
    …まぁ、気にしないようにした。
    プロローグの部分。
    読み終わった後に気付いた。
    「本編と関係があったか…?」
    あの人の過去の話なんかなぁーと推測したり。
    満足度は★★★☆☆。または★3.5。
    やっぱり個人的にこの方の文の書き方は好きになれない。かと。
    「脳内映像ミステリー」という文句も意味不明。
    まぁ、なんやかんや言いながらもこのシリーズは好きですけどね。
    エンターテイメントとして楽しませてもらってます。
    トリックの方はぼちぼちな感じで。

  • 晴香の教育実習先での事件が中心です。

  • なんか想像するだけで、死体の光景は怖いっす(笑
    新キャラも登場。

  • 教育実習に来た先で出会った少年は、自分が呪われていて
    幽霊が見えると言う。
    それは本当の事なのか、妄想なのか。
    確かめるために相談に行きますが…。

    『教育実習生』という単語に、そういえば…と思い出してみたり(笑)
    内容は、読めば読むほど出てくる人が怪しすぎて
    誰がどうなのかも特定できませんでした。
    とりあえず、昔の事件の事は分かったのですが
    推理のどこに入れればいいのかもさっぱり♪

    今回も父親が、ひっそりこっそり(?)出てます。

  • 内容
    晴香の教育実習先の小学校で、逃亡中の殺人犯が焼死体で発見される。その死体は手首だけを残し、骨まで完全に燃え尽きていた…。超常現象「人体自然発火」に、赤い眼の名探偵・八雲が挑む! 「脳内映像」ミステリー第4弾。

  •  

  • 今回のテーマは「入れ替わり」。単純に二人の人間が入れ替わっただけでは終わらないところが面白かったです。しかし、巻を追うごとに石井刑事のあげる悲鳴が情けなくなっていくような(^_^;)それもまた面白いんですけどね(笑)

  • 内容(「MARC」データベースより)
    晴香の教育実習先の小学校で、逃亡中の殺人犯が焼死体で発見される。その死体は手首だけを残し、骨まで完全に燃え尽きていた…。超常現象「人体自然発火」に、赤い眼の名探偵・八雲が挑む! 「脳内映像」ミステリー第4弾。


    八雲探偵シリーズの人気の秘訣は、おどろおどろしいストーリーの合間に交わされる後藤刑事vs石井刑事と八雲vs晴香のトーク(コミック)バトルにあるのではないでしょうか。まあバトルと言っても常に勝敗は決まっているのですが <Img Src="http://www.geocities.jp/chizuki/dialy/ase_02.gif">

    特に晴香目線で語られる八雲へのはかない抵抗(抗議)のシーンはいつも吹き出さずにはいられません <Img Src="http://www.geocities.jp/chizuki/dialy/hoo_01.gif">

    <a href="http://www.geocities.jp/chizuki/Book_log/yakumo04.html" style="text-decoration:none"><font color="black">心霊探偵八雲 4 守るべき想い</font></a></p>


  • 本の少しだけですが八雲の過去を垣間見る
    ことができる作品です。
    赤い眼の人も関係してきます。

  • なんだか3巻と似てますね。八雲の過去が垣間見えたかも?な内容。もっと過去下さい

  • <Psychic Detective YAKUMO>
      
    Cover illustration/加藤アカツキ
    Cover design/谷井淳一

  • 良き良き。子供の感情を利用するのゲスくてうまいね

  • 2020/6/25
    古い本を勝手に引っ張り出してきて言うのはルール違反かと思うけどやっぱどうしても古さを感じちゃう。
    もっと古ければ何とも思わないんじゃないかと。
    ちょうど古くてなんか恥ずかしく思ってしまう時代なのかな。
    いちゃいちゃとやたら転ぶノリがな。
    あと後藤刑事こんなにアホやったっけ?なんか残念。
    主人公を際立たせたいあまりに周りをどんどんアホにしていくのは悪手やと思うよ。
    それと晴香が八雲を呼ぶときは「八雲君」なのに、晴香の心の声みたいなのでは「八雲」って呼び捨てなのはどうだろう。違和感あるわ。
    そこへ来てあとがきの自信満々な作者の語り。
    既視感あるな、こういうのw

  • 自分は呪われているという少年,プールに現れる子供の霊,晴香の教育実習先にて「守るべき想い」

  • 一気に読ませる面白さですね。
    トリックに無理があるような気がするけどね。
    登場人物も個性があり過ぎ。
    それがまた面白いのかな。

  • 4冊目。
    晴香が教育実習で訪れた学校で呪われていて幽霊が見えると言う少年に出会い、八雲に相談することに。
    確かに幽霊はキッカケの一つであったけど、事件自体はミステリーという感じで楽しかった。

    八雲の姉を名乗る催眠術師が出てきたけど、今後はどう絡んでいくのか楽しみで。
    実は目が赤くて幽霊が見えたりするのかな?

    それにしても、表紙の八雲は怖すぎません?

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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