- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309020563
感想・レビュー・書評
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山本さんの作品には、いつもほっとさせられます。
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結婚式場で働くアラサーの話。
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読みやすかったです。
淡々とほのぼのと話が進んで終わる。途中でちょっと笑ったり、ちょっと感動したり、なかなかです。出てくる人物もよく書かれていて、頭で想像しては笑ってしまいました。山本幸久さんの小説は初めて。もう一冊読んでみようかな。と思える作品でした。3.5点。 -
「お仕事小説」の名手。
今回の新刊はウエディングプランナーの世界。楽しみに読み始めたものの、キャラの薄い人物がどんどん登場して、わけがわからないうちに終わってしまった。残念。 -
東京郊外の結婚式場を舞台にしたオシゴト系小説。同じ結婚をテーマにした『シングルベル』はいまいちだったが、今回はストレートに結婚式場の仕事とそこで働く人達を書いていて、完全に山本さんの守備範囲。久しぶりに楽しめた。
一生懸命なのにどこか抜けが出てしまう主人公・靖子に、子煩悩課長の多々良、職人気質のカニ平さん、女友達の亜湖に、靖子を悩ます自分勝手な客たち。そして、過去のある代表作品の登場人物が、靖子の強烈なライバルとして登場してくるのも、山本ファンとしては嬉しいところ。
やはり山本幸久さんのまっとうなオシゴト系小説は、安心して読める。通勤読書に最適。「本の雑誌」の炎の営業さんも書いているが、なぜ山本さんの小説がもっと売れないのか不思議。 -
結婚式場・寿樹殿で働く主人公・井倉靖子。彼氏いない歴を確実に更新中の彼女は、目の前でいちゃつくバカップルに当てられながらも無難に仕事をこなす日々。しかし同じ駅の反対側に、ライバル店が出没し、担当していたビッグな仕事も暗雲が差してきて・・・。
山本さんのお仕事小説、久しぶりですね。
なんか最近とみに結婚式(結婚、にあらず)小説が流行ってるみたいだったので、内心「山本さんもかよ・・・」と思ったのですが、すごく山本さんらしい作品で一安心でした。
ただ靖子の愚痴の部分がやや多すぎて、肝心の〈お仕事〉の中身を書く部分が薄くなってしまったような気がします。
『凸凹デイズ』の凹組のメンバーも、中途半端な現れ方で消化不良。
突然辞めてしまったという先輩社員も、意味深だった割に大した出番はなかったし。
できれば続編、それがダメなら他の業種でもいいので(亜湖ちゃん主人公のスピンオフとか!)この後の物語を書いてほしいなぁと思いました。 -
心温まる話で非常に良かったです。
しかし他作品の人物をたっぷりと出してきてどうなのかな、とも思ってしまいました。他のだとチラっとくらいしか出ないのに。
「凸凹デイズ」は山本さんの作品で一番好きですけどね。 -
こってこての結婚式場で働く独身女性の物語。
同僚のキャラがたっていて面白かった。
とくに残るものはなし。この作家お得意の娯楽作品。