テレヴィジョン・シティ 上 (河出文庫 な 7-17 BUNGEI Collection)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309404790

感想・レビュー・書評

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  • 最初の一行で、あっ長野ワールド突入した、と思わされた。
    それくらい、世界観が確立されている。

    隠された関係性が気になってページが進んだ。
    もっともっとこの雰囲気を味わっていたいと思えた。

  • 長野まゆみの長編上巻。
    テレビジョンに映し出される遠い惑星は現実なのか、その前にここは現実なのか。静かな不安感がついてくる作品。

  • 長野まゆみと言ったら、まずこれが思い浮かぶ。
    少年愛にはあまり興味がないのだが、彼女のSF世界観が好きだ。
    最初から最後まで物悲しい雰囲気があり、とても難しい話だった。

  • 長野まゆみ作品の中でも特別思い入れのあるこの作品。大好きです。

    この世界の謎や矛盾からいろんなことを考えさせられます。

  • 長野さんの話の中では一番好き。

    持てるものをすべて捨てても、まだ捨てるものがある。
    さいごに残るものは、いったいなんだろう?

  • 2009.01

  • もやっと文学。

    あいかわらず少年しか出ません。
    でもこれは中々不思議で面白い。
    雰囲気がよい。

  • 上下巻持ってる。

  • この絶妙な雰囲気に飲まれました・・・。映画を見ているような錯覚に陥るからか、絵で表現してみたくなります。青い海をみると思い出す作品。

  • 長野さんで一番好きな作品。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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