テレヴィジョン・シティ 上 (河出文庫 な 7-17 BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (1996年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309404790
感想・レビュー・書評
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最初の一行で、あっ長野ワールド突入した、と思わされた。
それくらい、世界観が確立されている。
隠された関係性が気になってページが進んだ。
もっともっとこの雰囲気を味わっていたいと思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長野まゆみの長編上巻。
テレビジョンに映し出される遠い惑星は現実なのか、その前にここは現実なのか。静かな不安感がついてくる作品。 -
長野まゆみと言ったら、まずこれが思い浮かぶ。
少年愛にはあまり興味がないのだが、彼女のSF世界観が好きだ。
最初から最後まで物悲しい雰囲気があり、とても難しい話だった。 -
長野まゆみ作品の中でも特別思い入れのあるこの作品。大好きです。
この世界の謎や矛盾からいろんなことを考えさせられます。 -
長野さんの話の中では一番好き。
持てるものをすべて捨てても、まだ捨てるものがある。
さいごに残るものは、いったいなんだろう? -
2009.01
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もやっと文学。
あいかわらず少年しか出ません。
でもこれは中々不思議で面白い。
雰囲気がよい。 -
上下巻持ってる。
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この絶妙な雰囲気に飲まれました・・・。映画を見ているような錯覚に陥るからか、絵で表現してみたくなります。青い海をみると思い出す作品。
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長野さんで一番好きな作品。