たんぽぽ娘 (河出文庫)

制作 : 伊藤典夫 
  • 河出書房新社
3.77
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本棚登録 : 821
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309464053

感想・レビュー・書評

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  • 違うときに読んだら、また違う感想を持つかも。

  • SFというか村上春樹的な話で、人間の心の機微を題材にしたものが多く、また男女の交際もかなりの頻度で物語のキーになっている。短編はどれも楽しめたものの、表題にもなっているたんぽぽ娘自体は普通のタイムパラドックスものでした。

  • おとぎ話のような雰囲気のあるロマンチックなSF短編集。表題作の『たんぽぽ娘』のみ既読でしたが、やはりこれが最高の出来。
    『エミリーと不滅の詩人たち』『主従問題』『神風』『河を下る旅』も好み。
    面白くないなと思うものもあり玉石混交の感はあります。

  • ビブリアより

  • 表題作ほか数篇だけ読了。

    表題作、話題になっていた(ビブリアのために)のは知っていたけど、それとは関係なく「一昨日は一昨日は兎を見たわ、昨日は鹿、今日はあなた」ってフレーズだけ、全然別に覚えがあって、なんでだろう・・・って思っていたんだけれど、今になって氷解した。CLANNADのことみシナリオだこれ。

    ずっと気になっていたので読んでみた。思った以上にSFラブロマンスで、思ったより相当、良かった。これは素晴らしい。そして逆にまたCLANNAD見たくなる。

  • 全体的に、とてもカラフルな印象。

    SFなので、とても読みにくい箇所も多々あるけれど

    それでも面白い。


    そして、たんぽぽ娘が一番好き。

  • 文庫で再読。
    おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた。
    たった一文で恋に落ちたことを表現する素晴らしい訳文。

  • 「ジャンヌの弓」を残して、一旦読了とする。
    表題作も他の作品も、後で思い出すと気分が悪くなっていく。どうしてだろう? 今の私には相性が悪いようだ。

  • 極度に甘美で叙情的なSF。あまりにもロマンティックで思わず苦笑いしてしまうほどに甘い。

  • 2015/4/11購入
    2018/3/3読了

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著者プロフィール

1915年、ニューヨーク州生まれ。53年、デビュー。F&SF誌やサタデー・イブニング・ポスト誌などに200編近くの短編を発表。1986年没。短編集に『ジョナサンと宇宙クジラ』『ピーナツバター作戦』。

「2015年 『たんぽぽ娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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