オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 758
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309709413

感想・レビュー・書評

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  • <a href="http://loggedreviews.blogspot.com/2008/03/on-road-again.html" target="_blank">read review:</a>

  • よかった!いろんな人がこの本の影響を受けたって話もうなずけた。

  • 「聖なるマヌケ(ホーリー・グーフ)」であるディーンと、彼に魅了されアメリカを4度往復するパラダイス(天国)という運命的な姓を持つ主人公サル・パラダイスの話。
    焦燥感、悲しみ、愚行、堕落した生活の中にキラキラ光る人生の輝きとか、愛とか、運命とか、全部描かれてた。地球の無限性を感じた。
    いくつもの朝があり、いくつもの夜があり、ただ一つの広い空があり、無限の魂が夢見ているこの世界。
    読んでて、じわぁぁぁぁ、、、っと心臓から汗をかくという感覚に。

  • 戦後間もない頃のアメリカを、気持ちが赴くままにただただ全力で駆け抜けた若者たちの物語。
    ディーン・モリアーティの口癖「いいね、いいね」が耳に焼きつく。
    旅好きは必読。

  • 初版を探し歩いて購入。

  • 大戦後の40年代後半のアメリカを舞台にした旅物語。
    のちのカウンターカルチャーを生み出した、青春小説の名作です。
    作者ジャック・ケルアックの自伝的小説で、主人公も含めて登場人物がみんな実在の人たち(主に作家)をモデルにしています。
    主人公サル(ケルアック自身がモデル)が友人ディーン(ニール・キャサディがモデル)とともにアメリカ大陸を車で旅をし、騒ぎ、振り回されながらもディーンに惹かれて楽しんでいます。
    自分の車だったり、ヒッチハイクだったりしますが、それにしても旅を急ぎ過ぎ!
    通常の旅物語は、目的地までの道のりを詳しく描写しますが、彼らの旅はやたらスピードにこだわり、途中で立ち寄った町やたどり着いた目的地では、ジャズ・マリファナ・セックスと大はしゃぎのバカ騒ぎを繰り返して短時間で引き揚げ、また広大なアメリカ大陸を何度も往復してます。
    一体何のための旅なのか?
    旅そのものを楽しむなら、もうちょっとゆっくり旅するだろうにw

    河出書房新社が18年ぶりに出した「世界文学全集」の第一弾。
    昔は「路上」という題名で出されましたが、英語の"on the road"は「移動中」という意味なので「路上」だと適切ではなく、それでカタカナで『オン・ザ・ロード』という訳にしたとか。
    台湾でも中国語訳が出ており、そちらでは『旅途上』という題名になってますo(^-^)o

    ニン、トン♪

  • 2008/3/19読了
    新訳によって、文章の疾走感や躍動感が伝わるようになり、圧倒的に読み易くなった。

  • 時代とか文化の違いを感じたけど、
    すごい本だった。

  •  50年前の旧訳は「路上にて」という邦題がついていたが、今回の新訳は"On the Road!"そのままに、スピード感があっていい。
     デンバー、フリスコ、ザ・シティ等々と北米をヒッチハイクで横断しつつ、バカな友人とスケこます「これが、青春」ってやつ!これが永遠の青春小説になんて意見にはまったく賛成できないが、当時のジャズ・ライブの雰囲気を21世紀に伝えているという点は評価してやってもいい。

  • 60年代のアメリカの若者。スピード感があり面白かった。

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著者プロフィール

1922年マサチューセッツ生まれ。大学中退後、アメリカ大陸を縦横無尽に車で移動する旅を始める。著書に不滅の青春のバイブル『オン・ザ・ロード』や、『地下街の人びと』など。

「2013年 『トリステッサ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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