日本の美意識 (光文社新書)

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著者 : 宮元健次
  • 光文社 (2008年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034450

日本の美意識 (光文社新書)の感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    人間は「生」を得た瞬間から「死」という「滅び」に向かって生きている。
    そうであるからこそ「生」を尊ぶという考え方が日本の美をつくってきた。
    日本の美意識の基層をなし、自然に美を見いだした「優美」。
    演技を七分にとどめ、完全に演じ切らないことを説いた世阿弥の「幽玄」。
    慢心する秀吉を戒め、侘びることを説いた利休の「侘び」。
    旅の途中で寂びつくして命つきることを願った芭蕉の「さび」。
    西欧文化の影響が背景にある「きれい」。
    そして、二一世紀に世界を席巻する「かわいい」とは-。
    日本の美の潮流を俯瞰し、心のふるさとに耳をすます。

    [ 目次 ]
    序章 旅と他界
    第1章 優美
    第2章 幽玄
    第3章 侘び・さび
    第4章 きれい
    終章 美意識の近代

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • フォトリーディング&高速リーディング。日本文化についてのシントピックリーディング。高度な日本文化論。侘びさび、幽玄の美、などについて。面白いと感じた。

  • ■この本を知ったきっかけ
     Twitterで紹介されてたから
    ■読もうと思ったわけ
     日本人の感性というものに興味があったので

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    84
    91
    91せぬ能
    126
    128

  • 日本の美意識は、「優美」に始まり、「幽玄」が加わって「侘び」「さび」と変化し、「きれい」になる。また「かわいい」も生まれる。それらの美意識はまさに日本人が愛した「未完の美」つまり「滅びの美学」なのである。

    「人間は「生」を得た瞬間から「死」という滅びにむかって生きるという矛盾を抱えている。そうであるからこそ「生」を尊ぶという考え方が日本の美をつくってきたといってよいだろう。」

    誤植や間違った知識と思われる記述が多く、いまいち信憑性のない文章であった。だが、ネガティブな状態をあえてポジティブに捉え直したことで生まれた「幽玄」「侘び」「さび」。これらの発想は生かしていきたいと思った。

  • 京都で送った学生時代を、
    より価値あるものに高めてくれた本。
    日本人の美意識はここにある。
    お勧めの一冊。

  • 優美もかわいいも同じ

  • 2008/4
    日本人がもつ伝統的な美意識を、幽玄・優美・侘び寂び・きれいなどのキーワードを過去の文献や建造物から読み解いていき、そして一定の結論を導いている。決して読みやすい文章ではないが、じっくり読んでいると味わい深い。

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