こんなにも恋はせつない (光文社文庫 に 13-19)

著者 :
制作 : 日本ペンクラブ 
  • 光文社
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感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334736149

感想・レビュー・書評

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  • 「きれい」とか、「幸せ」とかじゃないから読みたくなるんや!と気づく。どの話もちょっと歪んだ感じ。題名だけのさわやかさとはちょっと違う。ありそうで、まだない。もっと大人になれば身近に感じられるんでしょうか。
    これ!というのは特になかったけども『物語が、始まる』と『倒錯の庭』に魅かれる。

  • 女性作家数名の短編集。
    唯川恵のが一番ありきたりで先が読めてつまらなく感じてしまった。

  • 川上弘美が一番よかった。

  • 短編集です。
    いろんな作家さん達のカラーが出ているのではないかと思います。
    女の世界でした。。。

  • 深いな…。
    ボクの器量が追いつかなかったな。
    あと10年後に読んだらきっと内容が少しは分かるんじゃないだろうか?

    唯一、頷けたのは裏表紙に書かれてあった言葉
    『恋愛は割に合わないと知りながらも、どういうわけか人はまた、性懲りもなく恋愛に足を踏み入れる。』

    やっぱ、まだまだ分からないなぁ

    小説としては10個の短編集の集合体です。
    どれも奥が深い…深すぎる。

  • 2008.7月読了。持ち歩く用の文庫として長い間かけて読みました。「物語が、始まる」「倒錯の庭」「月光の果て」が特にすき。


  • 唯川恵さんが選んだ、短編恋愛小説集。
    恋愛小説苦手だけど、一話が短いし色んな人の作品が読めるからおもしろい!
    江國香織さんの「焼却炉」、川上弘美さんの「物語が、始まる」、田辺聖子さんの「おそすぎますか?」あたりが好きー

  • ◆「焼却炉」江國香織
    ◆「物語が、始まる」川上弘美
    ◆「倒錯の庭」小池真理子・・・英語教師として里見女子学院に赴任してきた私。この学校があるM町は自然しか誇れるものがないような田舎町だったが、夫との離婚話にも疲れていた私にはそんな環境がちょうどよかったのだ。古い家をかりた私は、庭の手入れを造園業者に頼む。そしてやってきたのが竹彦だった。
    ◆「ドン・ジョバンニ」高樹のぶ子
    ◆「おそすぎますか?」田辺聖子
    ◆「グレーの選択」藤堂志津子
    ◆「花を枯らす」林真理子
    ◆「アンフィニ」森瑤子
    ◆「天国の右の手」山田詠美
    ◆「月光の果て」唯川恵
    上記10篇を収録した恋愛アンソロジー。

     【倒錯の庭】と【月光の果て】以外はかなり読むのがつらかった・・・。やっぱり自分には恋愛小説は向かない。

    ◆倒錯の庭・・・こういう、ホラーチックなのは好き。好きな人が喜ぶと思って疑わない、歪んだ愛を示す竹彦。物語の最初と最後もきれいにつなげている。

  • 三者三様、十人十色、久々にアンソロを読んだ。作品を読んだだけで、「この人かな?」と分かる自分に感動(笑)タイトルの通り、恋の色々な切なさを綴ってある。淡い恋、情熱ゆえの危険さがもたらす身を削るようなせつなさ…

  • どの短編もよかった。やっぱり女性が描く人物像は感情移入しやすいし、理解もしやすい。
    田辺聖子は男と女の本質を見事に言い当てている。小池真理子の話もぞくっとくるけどよかった。

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