- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334740450
感想・レビュー・書評
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ハイジャックと密室殺人が絡む、他の小説にはあまり見られない、二つが合わさり、座間味くんが事件の解決へ導いて行く物語。飛行機の中で何が起こっているのか、狭い空間の中から事件解決へ繋がる一手はないか、どのようにして起こったのか、全体的にクローズドサークルの雰囲気が感じられ、終始ドキドキものであった。ハイジャック犯が何か手がかりを持っているのでないかという意外な展開が見え、瓢箪から駒な事実が見え、解決への糸口となるのも面白い。座間味くんの由来が土地と関連しているのも面白かった。
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変格物の 本格ミステリー。本格物のしては骨格がしっかりしているとは思うが、シチュエーションの持っていきかたが、ついていけるかついていけないかで、大きく評価が別れる小説。個人的には、ちょっと?
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この作者の本は読んだことがなくてあまり期待していなかった。
でも読み終わってみたら、また他の作品も読みたいと思うようになっていた。
不思議な世界観だった。
座間味くんが『心臓と左手<座間味くんの推理>』という短編集に出てくるというのでそちらも読んでみたい。
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沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変ーー。極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。 各種ランキングで上位を占めた超話題作が、ついに文庫化! -
なんとなく再読。
記念すべき座間味君のデビュー作ですが、最近の作品より感情が表面に出るところに若さを感じます。 -
イマイチ
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小型ナイフやカッターでハイジャックっていうのには少し無理があるようにも思いましたけど、面白かったです。得体のしれない師匠の特殊能力については理解しにくかったですけど。石持浅海さんの話に出てくる解決困難な事件って、かなりの確率で、偶然が重なった事故ってオチが多いですよねー。
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特別な事を考えなければ、最初の段階で気付いて解決できるストーリーだと思うのです
確かに状況は特殊だけど、謎は至ってシンプル。多分登場人物達の人間関係がどんどん気になってしまって、複雑そうに思えてしまったのでした。
なんとも言えない読了感だったのですが、それは多分顛末なのですよねきっときっと -
けっこう期待を込めて読み始めたのですが、不自然な設定が多すぎて
「扉は閉ざされたまま」のような切れ味を感じませんでした。
また、座間味くんを含め、主要な人物たちが皆マネキンのように人間味がなく、
誰ひとりとして感情移入することができませんでした。
赤ちゃんにいたってはあまりに静かすぎて、
ポポちゃんでも抱いているのかと思ってしまいます。
座間味くんシリーズを通して読みたいと思っていたのですが、しばらく保留です。 -
ハイジャック犯目線の小説なんて初めて読んだ。
座間味君はいったい何者なんだろう。 -
座間味くん1作目。
1作目読んでやっと認識した。
前回に読んだのは2作目じゃなくて
3作目だったってことー
ってことで、次は2作目です