本日、サービスデー

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926502

感想・レビュー・書評

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  • 表題作とあおぞら怪談がすき。

  • 表題の「本日、サービスデー」は、冒頭は、駅のそば屋のサービスデーから始まるのですが、そこからの展開がテンポよくおもしろく読めます。一気読み。
    これ、2時間の映像化とかしたら単純におもしろそう。

    「あおぞら怪談」も怪談なのですが、なぜかほんわりなお話。

    「東京しあわせクラブ」は、個人的にダメでした。
    残りの2作品は、まぁまぁで、教科書に載るような?雰囲気のお話。

  • 「本日サービスーデー」は絶品。
    主人公のキャラが、いまにとついい人なのかそうでもないのか掴みきれませんでしたが、「いい話だった」という読後感。

    「東京しあわせクラブ」はちょっと気味が悪かった。

    「あおぞら怪談」こんな幽霊なら確かに親しくなりそう。

    「気合入門」読んでいて、小学生の気持ちに引き戻されて、一緒にドキドキ。

    「蒼い岸辺にて」これ、読んで引き返す人いるかも。

  • 今まで読んだ本とは少し視点が異なった内容だった。決して悪くはない。他の作品も読んでみたい。

  • 2012/11/15
    自宅

  • 不思議な物語作家としての朱川さんは
    相変わらず健在
    そして
    「生きること」の肯定感が
    読んだ後のさわやかな
    気持ちにつながっている

    書き下ろしの
    「気合い入門」
    「蒼い岸辺にて」
    が 珠玉の短編です

  • 不思議な話5篇。
    (本日,サービスデー)
    リストラを宣告された鶴ヶ崎のもとに,悪魔だという女が現れる。
    本日はなんでも願いがかなうサービスデーだという。

    すごく楽しめるわけではないが,どれも後味がよい。

  • 2011 3/3

  • 幸せな気持ちになれる本。

    一生で1日だけあるサービスデーにあたったサラリーマン。
    いわくつき を見せ合うしあわせ倶楽部に初参加した小説家。
    手だけの幽霊と暮らしている先輩。
    大嫌いな兄を見返すためにザリガニ沼にやってきた男の子。
    三途の川を渡ろうする女。

    たちの短編集。
    なんとなく幸せになった感じ。
    特に、男の子の話はなんだか好き。
    ありきたりのようだけど、ありきたりだから面白い。

    そんな感じ。

  • 面白かった!
    読後感すっきり。

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著者プロフィール

朱川湊人
昭和38年1月7日生まれ。出版社勤務をへて著述業。平成14年「フクロウ男」でオール読物推理小説新人賞。15年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞。17年大阪の少年を主人公にした短編集「花まんま」で直木賞を受賞。大阪出身。慶大卒。作品はほかに「都市伝説セピア」「さよならの空」「いっぺんさん」など多数。

「2021年 『時間色のリリィ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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