本日、サービスデー

著者 :
  • 光文社
3.46
  • (19)
  • (69)
  • (98)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 413
感想 : 104
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926502

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 話がどこかで読んだようなものばかり、と思った。
    読後に残るものが少ない。

  • ちょっと無理なSF?かと思ったけど、結構面白くどんどん読めた。

  • 生きるも自由、
    死ぬも自由
    ―だったら、今度は生きる自由を選んでみるんだな。

    (表題/東京しあわせクラブ/あおぞら怪談/気合入門/蒼い岸辺にて)

  • 小説を読む楽しみを堪能できる一冊。

    最後の「蒼い岸辺にて」は書き下ろしである。ありがちな展開なのだが、それでもぐっと胸にしみてくる。心が弱っているときに読むと、励まされる気がする。

  • +++
    世界中の人間には、それぞれに一日だけ、すべての願いが叶う日がある。それが、サービスデー。神様が与えてくれた、特別な一日。本来は教えてもらえないその日を、思いがけず知ることになったら。直木賞作家の幸運を呼ぶ小説。
    +++
    表題作のほか、「東京しあわせクラブ」 「あおぞら怪談」 「気合入門」 「蒼い岸辺にて」
    +++

    どの物語もいささかブラックである。であるが、どこかブラックに徹しきれずあたたか味が滲み出ていたりもして、それがまたいい味を出している。「東京しあわせクラブ」だけはあまり好きになれなかったが、それでも主人公の心の中のあたたか味には触れることができるのである。毎日を、きょうこそがサービスデーだと思って過ごしてみようか、と思わされる一冊である。

  • これは同世代だな、と思ったら、やっぱり63年大阪生まれ。ただ一点、84年はまだCDの貸し借りはしてなかったよな、たしか。いや、本当どうでもいいことです。「気合入門」が良かった。

  • 朱川湊人の中では平凡。

  • 妻の影響で最近朱川湊人にはまり過ぎ、朱川さんの分類はホラーなんだろうけど、タイトル作の「本日サービスデー」はちょっと違う。読後感もよくホッとできる作品。本作品の中で一番好きです。「東京しあわせクラブ」はストーリーの着想があまり好きではない、最後にドキリとさせられるが、、、「あおぞら怪談」?「蒼い岸辺にて」??「気合入門」????

  • ミステリー?それともホラー?
    不思議で怪しいのだけど、どこか自分の隣で
    起こっていてもおかしくないなぁって感嘆してしまうくらい、
    興味をそそられる物語達でした。

    本日、サービスデー
    東京しあわせクラブ
    あおぞら怪談
    気合入門
    蒼い岸辺にて

  • 全体的にまあまあだったかな。。。
    ちょっと気分の悪いのが一遍。。。

全104件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

朱川湊人
昭和38年1月7日生まれ。出版社勤務をへて著述業。平成14年「フクロウ男」でオール読物推理小説新人賞。15年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞。17年大阪の少年を主人公にした短編集「花まんま」で直木賞を受賞。大阪出身。慶大卒。作品はほかに「都市伝説セピア」「さよならの空」「いっぺんさん」など多数。

「2021年 『時間色のリリィ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

朱川湊人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×