夢はトリノをかけめぐる

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334974992

感想・レビュー・書評

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  • 普通に書いては面白くないからか、飼い猫が人間になったという設定で、おっさん(作者)と一緒にトリノへ行くという形式で書かれているトリノ・オリンピック観戦記。慣れない国で観戦する大変さが伝わる。

  • 猫が変身した“夢吉”と共に行ったトリノオリンピック観戦記といったところだ。マイナーの冬季オリンピックの競技紹介あり、選手紹介あり・トリノオリンピック開催中のイタリアやオリンピック会場や国別の応援風景ありだ。でも一番印象深いのは雑誌社の招待で(この本執筆のため?)10日以上のオリンピック観戦に招待されている作者・いいなぁ!

  • 冬季五輪の魅力満載。
    トリノの記憶がよみがえる〜。
    メダルなくても、テレビの前で熱くなった冬。これを読むと次回のオリンピックは、もっと熱くなれそうです。

  • 主人公は夢吉。
    東野圭吾氏の飼い猫。
    いきなり人間の姿になってしまったという流れ。
    東野氏がトリノ観戦記を書くにあたって普通じゃつまらないとそういう設定で書いた本。
    しかし、トリノ現地は会場まで遠いとか設備に問題があるようで。
    テレビではわからない裏側。
    直木賞の授賞式翌日に出発だったとかで大変で御座います。

  • トリノ冬季オリンピック観戦記などなど。冬の競技が好きな東野さんが吠えております。なかなか冬季オリンピックは盛り上がりませんが、東野さんのようなファンはきっと多いのだろうと思います。がんばれ!日本の選手達〜。

  • 飼い猫が人間になってしまい、おっさん(=東野圭吾)と冬のスポーツについて調べるという設定。フィクションを交えているからこそできるユーモアが面白い。飼い猫の視点なので、おっさんの行動を(自分で)批判したりするのも笑える。

  • わしも作家になってワールドカップのレポートしたいです。もちろんビジネスクラスで。

  • おもしろかった!しかも大倉山のウィンタースポーツミュージアム行った事あります!私。 笑

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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