神さまたちの遊ぶ庭

著者 :
  • 光文社
4.16
  • (149)
  • (126)
  • (68)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 1246
感想 : 164
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334978075

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読了。
    家族で北海道の大雪山国立公園の中のトムラウシに山村留学をした時の話。一言でいうと、幸せって何だろう? 人として大切なことは何だろう?と考えさせられる。
    都会で暮らしていると気づかないこと、大自然に囲まれ暮らすと違うものが見えてくるだろう。
    宮下さんの紡ぎだす言葉が心地よい。

  • 子どもは、大人のことをよく見ている。
    手加減せず本気の大人たちに囲まれて、すばらしい経験をしたのだろうな、この子たち。
    子どもだからと上から目線にならず、対等な立場で子どもを尊重し、そのがんばりを見てあげられる親になりたいものだと思う。
    それにしても、一番下のお嬢さん、発想がユニークですね。

  • いいな、憧れる。朝起きて毎日素敵な眺めが目の前にあったら…旅にもいきたくなくなるのかぁ。

    2018.1.18

    北海道旅行を終えての再読。土地のこと、景色や自然の移り変わり、筆者の内面のことをこの本に求めていたことに気づいた。多分ライフステージの問題で、筆者にとっては母として兄弟妹が大部分を占めていて、それが私には物足りない。まぁいろいろな視点があって、いいではないか、後に楽しめるかも。

    2018.7.29

  • 自分が北海道に移り住んだときのことを思い出した。

  • 北海道のトムラウシ村で1年を過ごした記録。
    エッセイ。

    人が人を育てて人として成長することができる理想郷の一つだと思った。
    同時に現代人として生きるのに慣れすぎてしまった自分には難しいのだろうとも思った。
    ただただ宮下一家の生き方と周りの環境、人々に感動を覚えた。

    で、結局いい味出してたのが次男だったな!

  • 2018.1 課題本

  • 20171112 山村留学の体験記。ありそうもないけどあった話。真に受けて向かうのは注意。家族の在り方とそれぞれの性格を一度確認しあう事が必要だと思う。
    行った先が特別な環境だった事も体験の幅になっていると思う。そういう意味では何処に行くかが一番大切なのかも知れない。
    その後の家族の事も知りたくなった。

  • 3人の子供に囲まれ、見えすぎるほどの星空に包まれ羨ましい生活!!旦那さんが変わり者だけど、この人じゃなきゃこんな生活はできなかったのだろうな…。町の学校に馴染めなかったなっちゃんのエピソードが、このエッセーを単なるメルヘンでなくピリッとスパイシーなノンフィクションにしている。この村の子供たちは友達を作れないのです。みんなが友達と言う環境に育ったから。という言葉がすごくシビアに感じた。筆者の子供が「僻地留学」のような形で短期間だけ転入して子供たちの心を乱すことを同級生の親にわびると「全然問題ないです。この子達の人生です。」と応えたおおらかさ…。
    ブログ風の書き方は読みにくい。女子高生がわざと読みにくく書いたような言葉遣いがところどころある。

  • 図書館で借りた本。
    著者一家の山村留学の一年間の日記。現実はもっと大変だろうけど、それも吹っ飛ばすぐらいにみんな楽しんでる様子が羨ましくて、行ってみたくなった。本当に、山村ライフ、素晴らしい!

  • 山村留学かー…いいなぁと思う気持ちと虫やら田舎具合やら色々考えてムリだーと思う気持ち。

全164件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1967年、福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。2004年、第3子妊娠中に書いた初めての小説『静かな雨』が、文學界新人賞佳作に入選。07年、長編小説『スコーレNo.4』がロングセラーに。13年4月から1年間、北海道トムラウシに家族で移住し、その体験を『神さまたちの遊ぶ庭』に綴る。16年、『羊と鋼の森』が本屋大賞を受賞。ほかに『太陽のパスタ、豆のスープ』『誰かが足りない』『つぼみ』など。

「2018年 『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。   』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮下奈都の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×