成功のコンセプト

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344013926

感想・レビュー・書評

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  • 至極当たり前だが重要なこと。
    メモ。
    楽天の創業時は2人のみ、しかもやったことないプログラミングとドサ回り営業で立ち上げた。あるのは崇高な目標とあくなきガッツ精神。見習う必要あり。

    努力ではなく、改善が大事。常に1%上を目指すこと。

    プロは仕事を楽しめる人。

    顧客の満足が一番重要、そこから逆算してビジネスを構築する。

    best effort basisではなくget things doneでいく!

  • 新しいことにチャレンジし続けるために、インターネットは全国の商店街も元気にすることができる、当事者意識を持つことが様々な問題解決の鍵だなど、三木谷イズムを吸収できる。
    仕事を楽しいと思うことはあっても、時には嫌になり、時には投げ出したくなって考えないこともあったが、本当にチャレンジしたい、成し遂げたい仕事であれば、オンオフ関係なく向き合えるものだと思った。

  • 三木谷さんをずっと胡散臭い人だと思っていた自分を恥じた。読んで良かった!!!私も本気で楽しいと言える仕事がしたいと思ったし、この本に書かれていることは仕事以外にも何でも応用できると思いました。がんばるぞ。

  • 楽天三木谷氏の仕事の哲学が書かれた一冊。

    改善について、プロフェッショナルとしての心構え、仮説→実行→検証→仕組化、顧客満足や従業員満足について、スピードの大切さ
    以上5つの項目を重点に置いた氏の仕事観について書かれています。

    エピソードもふまえて書かれているので非常に読みやすかったです。ただ仕事をしていくうえで非常に大事になることも多く書かれているとも感じました。

    そして仕事においてはやはり前向きに自発的に行う事や臆することなく挑戦していく姿勢の大切さについては改めて感じされられました。

    今の飛躍にあるのがインターネットという対話のない無機質なツールを対企業、対顧客とのコミュニケーションをもって事業を拡大していったことが大きくあると感じると共に常に先見性や独自性の目をもって事業を行ってきたこともあると感じました。
    ただ、インターネットの可能性を信じて突き進む姿は凄いと感じました。

    日本というある種の閉鎖された空間の中で成熟したネット産業が世界でも通用する、それを証明してくれそうとも感じました。

  • 楽天成功の秘訣とされる五つの「成功のコンセプト」を基に、三木谷氏の経営・人生哲学が紹介されている。

    《備忘録》

    ①「常に改善、常に前進」自己否定する勇気を持ち、取り組み方を疑い続ける姿勢。

    ②「Professionalismの徹底」目的意識を持ち仕事を面白くする努力。

    ③「仮説→実行→検証→仕組化」そもそも論→右脳のインスピレーションを左脳のフレームワークに落とし込む。

    ④「顧客満足の最大化」自分達のやる事が世の中に役立つと思えるから全力投球できる。

    ⑤「スピード」目標設定+当事者意識→スピードアップで優先順位確立

  • 楽天

  • 松下幸之助の考え方と似てるなぁと思いました。松下幸之助は日本人の特性を感性で掴んで成功した起業家で、三木谷さんはそれを理論的に理解して実行してきた人かなと。
    2007年発刊の本ですが昨年楽天イーグルスがプロ野球で優勝した今また読んでみては思う本です。
    ブックオフで105円で良い本を見付けました(^_^;)

  • 結論としては精神論、体育会系、でまとめられちゃいそう。
    いや、結果的にこの人がやっていることを否定するわけでもないし学べるところもたくさんあるんだけど、このタイトルでまとめるほどの内容はないですな。
    そもそも楽天を始めたのだってショッピングモールをやりたかったわけで何かでかいことをやりたくって、みたいな感じだったって他の人の本に書いてあったけど、そのへん触れられてないしね。

  • チェック項目8箇所。人生は一度しかない、だからこそ何かを成し遂げたいと思う、そしてこの世で何かを成し遂げるためには、世界が無常であることをいつも心に刻んでおかなければならない。楽天はなぜ急成長できたのか? そこにはどんな秘訣があるのか? そう聞かれることがある、そんな時、僕はかなり困ってしまう、秘訣などはない、ただ僕は、ごく真摯にビジネスに取り組もうと考え、準備し、その姿勢を崩さなかっただけだ。たったの5店舗であろうと、楽天市場に出店してくれたということは、出店してくれた理由があるということだ、ゼロは何倍してもゼロだが、1でも2でも数字があれば改善してそれを増やすことができる。1.01の365乗はいくつになるか計算してみるといい、1日1%のわずかな改善であっても、1年続ければ元の37倍以上になるのだ。成功の喜びは、仕事の大きなモチベーションになる、成功の喜びを知って初めて、人は仕事に人生をかけられるようになるのだ、仕事に人生をかけるだなんて、つまらない人生だと言う人もいるかもしれない、僕はそう思わない、僕たちは結局のところ、人生の時間の大半を仕事に費やしているのだから。僕たちの目の前には、いつも登るべき山があった、それも、自分たちの能力では登り切るのが不可能に思える高い山が、リーダーの役割は、そういう山をいつも見つけることだと思う、「あんな山、登れないですよ」、誰かが弱音を吐く、「大丈夫だよ、俺たちなら登れる」、そう言って、一緒に山を登るのだ。面白い仕事があるわけではない、仕事を面白くする人間がいるだけなのだ、廊下の雑巾掛けにも喜びを見いだせる人が、僕は真のプロフェッショナルだと思う。もちろんうどんが美味しいことは大前提だ、だけど、東京や大阪からわざわざ香川県の山奥まで人が出かけて行く理由は、ただ美味しいからではない、そこでしか味わうことのできない、唯一無二の経験を求めているのだと思う、人の消費行動を左右するのは、便利だとか安いとかいうことだけではないのだ。

  • 第一のコンセプトは、常に改善、常に前進。第二のコンセプトはプロフェッショナリズムの徹底、第三のコンセプトは、仮説→実行→検証→仕組化。第四のコンセプトは、顧客満足の最大化。第五のコンセプトは、スピード。

    消極的失敗ではなく積極的失敗をしよう。当事者意識を持って仕事をしよう。誰かのためではなく、自分のために仕事をしよう。たとえ毎日1%の改善でも1年続ければ37倍になる。

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著者プロフィール

三木谷浩史(みきたに・ひろし)
1965年神戸市生まれ。88年一橋大学卒業後、日本興業銀行に入行。93年ハーバード大学にてMBA取得。興銀を退職後、96年クリムゾングループを設立。97年2月エム・ディー・エム(現・楽天)設立、代表取締役就任。同年5月インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を開設。2000年には日本証券業協会へ株式を店頭登録(ジャスダック上場)。04年にJリーグ・ヴィッセル神戸のオーナーに就任。同年、50年ぶりの新規球団(東北楽天ゴールデンイーグルス)誕生となるプロ野球界に参入。11年より東京フィルハーモニー交響楽団理事長も務める。現在、楽天株式会社代表取締役会長兼社長。

「2014年 『楽天流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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