成功のコンセプト

著者 :
  • 幻冬舎
3.52
  • (55)
  • (106)
  • (165)
  • (22)
  • (5)
本棚登録 : 776
感想 : 124
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344013926

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 楽天の社長、三木谷さんの著書です。楽天開業までのストーリーとともに、三木谷さんの仕事に対する姿勢が書かかれています。
    第1のコンセプト…常に改善、常に前進 第2のコンセプト…プロフェッショナリズムの徹底 第3のコンセプト…仮説→実行→検証→仕組化 第4のコンセプト…顧客満足の最大化 第5のコンセプト…スピード、スピード、スピード このコンセプトを絵に描いた餅にしなかった結果が、今の楽天なのでしょう。

  • 「改善は凡人が天才になる方法」「未来のビジョンを信じて、改善を行っていく」至極、まじめなひとです。ギークではないビジネスマンが勝つ方法みたいな。経営者めざす人には良書かも。エンジニアには少し物足りないか。

  • 当事者意識がスピードを。
    当事者意識を持つと、具体性が増すし、勉強しよう、学ぼうという意識は大きかったけど、スピードについては意識したことなかったな。当事者意識からのスピードについてこれから実践とな。

  • 自己啓発本では、かなりのお気に入り。もう3回くらい読んでるかも。若いビジネスマンには特にお勧め!!

  • どこかのビジネス書で見かけた内容が多かった。しかし、現在大企業と言っても過言ではない楽天の社長の経験や考え方は参考になり、仕事に対する意識が高くなる一冊だった。

  • 『インターネットが変える世界はリアルそのものだ』

     世界中の人々が利用しているインターネット。そのネットワークの大きさは計り知れないほどです。今もなお規模を拡大しているコンピューター・ネットワークを利用した便利な機能や商売は現代、数多く存在します。中でも早くからこのインターネットの可能性を信じて取り組んできたのが、この本の著者、楽天の三木谷浩史社長です。10年ほど前、まだコンピューターが“少しだけ”普及していた時代に社員2人から始めた事業が、今や大企業へと成長させた三木谷社長の姿勢が、創業当初から掲げる「成功のコンセプト」に表れています。

     先進的なインターネットという事業を相手にしていながら、社内の清掃は自分たちの手で行うなど、5つの項目からなる「成功のコンセプト」は原点に戻った考え方が紹介されていてとても興味深いのですが、この本の面白いところそこではなく、いたるところから感じとれる三木谷社長のインターネットへの熱い思いにあると私は思います。この本を読んだ感想として私は、この本を単にビジネス本と言ってしまうにはどうも納得いきません。タイトルにしても、私が述べた冒頭にしても、小さな会社を大きくするためのコツを教えてもらおうとこの本を手にとる方が多いと思います。それも決して間違っていないのですが、その「成功のコンセプト」の紹介を中心に三木谷社長の熱い思いが語られているのがこの本なのです。インターネットの可能性にわくわくして、インターネットの価値と将来性を信じる三木谷社長の信念をこの本を読んで感じとってほしいです。私はこの三木谷社長の未来を見据えた熱い信念が一番の「成功のコンセプト」なのではないかと思いました。

     みなさんはもうインターネットの世界はある程度、完成形だと思っていませんか?今のインターネットにもう満足していませんか?三木谷社長に言わせたら、今はほんのプロローグに過ぎません。インターネットはバーチャル空間に存在するものですが、それがもたらす社会変化は将来、社会の質・私たちの生活そのものを変えてしまうと三木谷社長は見据えています。そんなインターネットを相手にする楽天が、どんな経営理念のもと取り組んでいるのか、それがこの本「成功のコンセプト」にぎっしり詰まっています。私もインターネットの将来がとても楽しみになったし、わくわくしています。こんな気持ちを持ち続けて仕事に取り組めたら、成功しないはずがないと思えた一冊でした。

  • 就活で感想文提出がなければおそらく読んでない。92箇条のほうが面白い

  • 日々常に改善の意識を持つ事の大切さを感じた本

  • 楽天の三木谷社長による、経営哲学が書かれたビジネス書。
    興銀在籍中にハーバートでMBAを取得し、独立して楽天を設立した。
    タイトルに”成功のコンセプト”とあるように、楽天を運営していくにあたって考えられた5つのコンセプトが紹介されている。

    インターネットビジネスに必要なのはタイミングだと思うけれど、まさに楽天はその波に見事に乗った好例じゃないだろうか。
    楽天市場自体は当時でもそれほど新しい試みでもなかったし、本中でも書かれているが他にも大手企業が同様のサービスは試みていた。
    実際にはベンチャーだからやれた事なのだろうが、銀行に勤めていた三木谷氏がネットに目を向けた事自体、先見の明を感じた。
    積極的失敗は重要だと思う。

  • やりたい方向性が一緒と言う事が分かった。

全124件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

三木谷浩史(みきたに・ひろし)
1965年神戸市生まれ。88年一橋大学卒業後、日本興業銀行に入行。93年ハーバード大学にてMBA取得。興銀を退職後、96年クリムゾングループを設立。97年2月エム・ディー・エム(現・楽天)設立、代表取締役就任。同年5月インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を開設。2000年には日本証券業協会へ株式を店頭登録(ジャスダック上場)。04年にJリーグ・ヴィッセル神戸のオーナーに就任。同年、50年ぶりの新規球団(東北楽天ゴールデンイーグルス)誕生となるプロ野球界に参入。11年より東京フィルハーモニー交響楽団理事長も務める。現在、楽天株式会社代表取締役会長兼社長。

「2014年 『楽天流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三木谷浩史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×