心晴日和

著者 :
  • 幻冬舎
4.20
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本棚登録 : 946
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017917

感想・レビュー・書評

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  • いじめを筆頭に、生きていくうえで困難ってたくさんあるけれど、それを乗り越えようという話し。中高生にもおすすめだけれど、主人公が大人になってからの話も書かれていて社会人にもおすすめ。会社への依存も自立ではないという意見。。。厳しいと感じていしまうのは私自身が会社に依存しているからかも。

  • 喜多川泰さんの作品は本当に心が温まる。これまた子どもに読んでもらいたい一冊。出会えて良かった一冊。

  • さらりと読める中にも奥深い指南書となっている一冊。

    中学生、高校生はもちろん、大人が読んでも気持ちが改まる一冊

  • ゆっくりと読むはずが、一気に読みました。じっくり読み直そうと思います。

  • 久しぶりの喜多川泰の本。星五つ。読後感爽快。中学生の話しかと思いきや、おっさんの自分にも夢や希望を思い出させ、すべてを前向きに考えたいと思える本であった。

    また他の作品も読みたくなった。

    特に強烈な印象を持った言葉は、「自立」についての言葉。自立とは覚悟。親に依存していた時代が、会社に依存するようになり、そして老後は国に依存・・・。自立しているつもりでも自立できない現代人。覚悟が無ければ本当の自立は無い。素晴らしい考え方だと思った。

  • カフェで借りた。

    サクサク読めるけれど
    この方の本はとても深いです!
    「自分に起こっている事は
    全て自分が原因で
    起こっている」

  • 那須美輝は中2。
    仲の良かった友達から無視されるようになり、学校に行こうと思うと、体調が悪くなるようになった。
    そんな暗雲たちこめるような気持ちの日々のなかで、井之尾という老人と出会った。

    「全ての原因は自分にある」

    `毎日、聞いている言葉どおりの人間になってゆく。
    私なんて友達が出来ない、と自分で自分に言い聞かせてしまってはいけない。なりたい自分になれるよう、自分に言葉をかける。`
    `人からどんなことを言われても、「私はこの人が好きだし、この人からも好かれている」って何度も自分に言い聞かせる`

    そんな風なことを言われ、
    実践するうちに、美輝は明るさを取り戻してゆく。


    落ちこんでいる人、素直に人の意見を聞ける人には
    とてもいい本だと思う。

  •  内容的にはどこぞの自己啓発本と同じだが、それを小説調に書き直したのがまた新鮮だった。

     やっていることは当たり障りがないんだよね。でもその一つ一つがなぜかできないそれが人間、だからといってそればかりを責めるのではなく一人一人が自分のできることを少しずつ進めていく。それじゃダメなのかな。

     小説内の主人公の様に劇的な出会いは現実的にはほぼないだろう。それでも前向きにいかなければならない現代人として気がつらい。

  • 喜多川さんの本の中で1番のお気に入りです!

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著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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