心晴日和

著者 :
  • 幻冬舎
4.20
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本棚登録 : 945
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017917

感想・レビュー・書評

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  • 大切な事がたくさん詰まった1冊です。

  • この人の本は何かを考えさせ、とても刺激を与えてくれる。
    当たり前のことなんだけど誰にでも出来ることではない。
    「結果はひとつだが受け取り方は人それぞれ」のような考え方はなるほどなーって思った。
    「何事も自分が引き起こしてる」というのも納得。
    なかなかそういう風に考えることは出来ないけど周りの人を好きだと思うところからやってみよう。
    11.02読了。

  • 迷った時にもう一度読みたい。

  • 自分も色々あったので、内容を見て感情移入してしまいました。特に「自分は相手が好き。相手も自分が好き。」この気持ちで少しずつですが乗り切れそうな気がしました。喜多川さんの本はいつ読んでもいいですね。

  • 人間関係の中には、人間が自分を自分らしく保つために必要な大切な経験がしっかりと組み込まれている。
    ①誰かから認められること
    ②誰かから感謝されること(p62)

    「ありがとう」をたくさん言ってもらえることを探す。
    そうすると、人から認められるようになる。(p64)

    人生は自分の言葉によってできている。自分が自分に何度も言い聞かせている言葉によって自分の性格や可能性は創られている。
    これからの人生、自分がなりたい自分像を何度も繰り返し口にするといい。
    自分を過小評価せっず、自分にはどんなことだってできると言い聞かせる。
    そうすれば、その通りの人間になっていく。(p97)

    事実は一つ、解釈は無限。
    起こっていることは、変えようのないことだけど、それが自分の人生にとって何を意味するかという解釈は自分で決めていい。(p152)

    一生、自分は誰かにとってなくてはならない存在として生きるという覚悟をしたとき、自立したことになると思う。(p158)

    世の中が変わろうが変わるまいが、どっちでもいい。ただ、俺は自分がどういう人間になりたいかって考えた時に、世の中のせいにしたり、文句を言って何もしない奴になるよりも、自分の努力次第で世の中の人はわかってくれるって信じて行動する側になる方がかっこいいと思った。ただ、それだけ。(p161)

    いいことをいい、ダメなことをダメだって言うのは本当に勇気がいることだ。(p162)

    つまり、「自立」とは、どんなことが起こっても、自分の責任としてとらえ、前に進む生き方をすると決めた人が手にすることができるものなのだと思う。(p189)

  • どんなことも自分の気持ち次第で変わると改めて考えさせられた。いくつか引用挙げたが「事実はひとつ、解釈は無限」もすごく気に入っている。

  • とても重要な事を説教くさくなく、さらりとそして心に残る様に書かれていて、秀逸な作品だと思います。

  • 2010年8月23日(月)読了。

    2010−68。

  • 14歳の美輝は、仲良しだった友達に無視されて、学校へ行けなくなっていた。
    病院で知り合った老人に悩みを聞いてもらい、アドバイスを受けながら、美輝は自分から悩みに立ち向かう勇気を持てるようになっていった。

    そして大人になった28歳の美輝は、自立した女性になったつもりでいたが、バスで知り合った金山という青年の話を聞いてショックを受ける。
    自分はなんて勝手な考えを持って仕事をしてきたのだろう・・・。

    著者の言いたいことをストレートに老人と青年が言ってるので、小説というより自己啓発ものっぽいですが、なるほどな、と思いました。
    14歳の美輝と同じ悩みを抱えている子に読んでもらいたいです。

  •  『自分に起こることの原因はすべて自分にある』本当にその通りだなと思いました。読んでいて、これからはもっと前向きに、ポジティブに物事を考えながら生きていこうと決めました!

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著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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