心晴日和

著者 :
  • 幻冬舎
4.20
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本棚登録 : 945
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017917

感想・レビュー・書評

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  • とても素敵な本でした

    小学生のとき読めたら
    もっと違う生活が送れたと思う

    でも、この時期この本に出会えて
    本当に良かったと思う

    二部 28歳

    では、「自立」って言う事に触れてる
    私の中で自立って
    「1人で生きて行ける事。だと思うけど、
    人間1人じゃ生きていけないでしょ?矛盾~」
    って思ってたので
    この本読んで
    そー!それ!!
    って思いました(笑

    年金についても
    私も全く同意見だった!


    自分のもやもや ってしてた部分を
    的確に言葉にしてあり
    読んでいて
    すっきりしました!!

    もやがさーっと晴れた感じ!!


    喜多川泰さんの
    他の本も読んでみよ☆

  • こころ暖まる本です。

    <響いた言葉>
    -目の前にある者を見て、誰かの喜ぶ顔が浮かぶ人は何をやっても成功する人。
    -自信は何かにおいて誰かより優れているから持てるとか、何かを達成したから持てるとかではない。すべての人が、今の自分をしっかりと認める事によって持つことが出来る。人間ひとりひとり奇跡の存在だから。
    -「事実はひとつ、解釈は無限」
    -世の中のせいにしたり、文句を言って何もしないやつよりは自分の努力次第で、世の中の人はわかってくれると信じて行動したほうが良い。
    ---

  • この本のジャンルは「自己啓発小説」。
    大変ためになる、学ぶことの多い小説でした。

    くわしい読書メモはブログにあります。
    http://plaza.rakuten.co.jp/kyouikuuseful/diary/201009160001/

  • 主人公の中学生が登校拒否をしている話で始まるので,若い読者を想定していると思う。心の持ちよう,何を大切にして生きるか,自立について考えさせられる。自己啓発本。

  • 結局、自分に最も影響を与えるのは他人でもなく、自分自身の声。

    事実は一つ、解釈は無限。。。

  • 『人生において起こる全ての原因は自分にある』
      毎日聞いている言葉どおりの人間になろうとする
      ⇒毎日一番言葉をかけているのは・・・自分自身の心の言葉
      ⇒言葉を変えればいい、自分を明るく、強く、幸せにする言葉に

      自分が無意識に心の中で話す言葉どおりの人生になっている。

    『真実は1つ解釈は無限』
    この言葉、コーチングで学んだことと同じです。解釈は無限。見方を変えると、最悪のことも、プラス方向に見えてくることだってある。
    これを読んだ直後に、そう思える出来事が何件か続いた。

  • ■書名

    書名:心晴日和
    著者:喜多川 泰

    ■概要

    クラスの女子からいじめられ、孤独を感じている14歳の
    美輝。ある日病院で出会った井之尾という不思議な老人
    に、「自分のかわりに春を感じるものを見つけて写真に
    撮ってきてほしい」というお願いをされる。言われるが
    ままに外に出てみると、美輝は今まで殺風景だった通学
    路に春があふれていることに気がつくのだった。道ばた
    に咲いている花、車のボンネットで昼寝をする猫、河原
    で野球をする半袖姿の少年たち…。心が晴れた記念日―
    その日が美輝の心晴日和になった。
    (From amazon)

    ■感想

    この人の本は相変わらず、物語が素敵です。

      ・物事の原因は必ず自分にある!
      ・自分の言葉が自分を作る

    これを軸に、美輝の周りで色々な物語が展開されて状況が変わっ
    ていきます。

    "奇麗事"といってしまえばそうかもしれませんが、私としては
    別に奇麗事ではなく、事実を小説にして伝えているのだと感じ
    ます。

    勿論、全てが全て、この物語のように解決するわけでは無いと
    思いますが、一歩踏み出すことをしなければ何も換わらないと
    いう点は、全くその通りだと思います。

    また、この本は14歳と28歳の2つの物語で構成されていますが、
    私としては、28歳の物語をもう少し丁寧に書いても面白かったの
    ではないか?と感じました。
    (伝えたいことを伝える為に、余分な部分を削ったのかもしれ
    ませんけどね。)

    この人の本は、本当に優しくて温かくなります。
    私が読んだのはこれで3冊目ですが、他の本も読んでいきたいです。

    万人にオススメです。

    ■気になった点

    ・声を出して笑ってみると、大抵の悩み事は真剣に考えるほどの
     ものでは無い事がわかる。

    ・目の前にあるものを見て、誰かの喜ぶ顔が浮かぶ人は、何を
     やっても成功する人じゃよ。

    ・人間は自分が探しているものしか見つけることが出来ないんじゃよ。

    ・無意識のうちにしている行動が原因となってそういうこと引き
     起こす。決して人のせいには出来ないんじゃよ。

    ・いいことを言われたら"ありがとう"といってそれを受け入れ、
     ひどいことを言われても、それとは反対のことを強く言いきか
     せる。

    ・自分を幸せにするものを探して歩くと、いつもと同じ通学路に
     もそれを新たに発見することが出来る。

    ・全ての原因は自分にある。

    ・大切な経験は、誰かから認められて、誰かから感謝されること。

    ・「ありがとう」と言われることも、自分の行動によってドンドン
     増やしていくことが出来る。

    ・私の言葉が私の人生を作っている。

    ・物事は色々な偶然が重なって起きている。

    ・同じ出来事が起こっても、私が何を考えているかによって、幸せ
     にもなるし、不幸にもなる。

    ・事実は一つ、解釈は無限

    ・いいことをいい、ダメなことをダメというのは本当に勇気がいる
     ことだ。

  • 私たちはどうしても、「自分さえよければ・・」と考えてしまいます。他の人を思いやることが、いかに大切かを教えてくれます。

  • あっという間に読み終えた。
    中高生向き?と思ったら、高校の入試問題にも使われたとか。
    納得。
    でもなかなか良い言葉が書かれていて、大人でも癒される内容だと思った。

    娘達に読ませたいと思った。
    中学生の娘が苦しんでいた頃に、こんな言葉をかけてやっていたら、もう少し早く楽にしてあげられたかも。
    娘の場合、いじめそのものが自然消滅しましたが。

  • 確かに書いてある事は素晴らしい。でも実際に行うのは・・・

    2011.3.3

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著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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