心晴日和

著者 :
  • 幻冬舎
4.20
  • (137)
  • (100)
  • (61)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 945
感想 : 101
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017917

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いじめから立ち直っていく主人公が、より大きな視点をもつ女性へ成長している物語。
    とにかくよかった。心の栄養になりました。

    言い続けたことは実現する。起こった結果は過去の自分の行動によるもの。
    自分の中にある言葉と共感することが多い本でした。

  • 青少年向けに書かれた本ですが、社会人が読んでも学ぶことが多く、とても素晴らしいお話です。喜多川泰さんの本は、どれもハズレがないと思います。

  • 内容も素晴らしいのですが後書きが凄いです。
    主人公を自分に置き換えて読むと感動を乗り越える内容です。
    何人かにこの本を紹介しましたが皆さん感動の嵐です。
    (読みながら泣いてしまった人も居てました)

  • 普段意識していない大事なことを思い出させてくれる、
    喜多川さんらしい素敵な書籍。

    起きることの全ての原因は、自分にある。
    同じことが起きても、幸せに感じる人もいれば、不幸だと感じる人もいる。
    幸せを集めて(意識して)生きていく。

    親、会社に依存することなく、
    周りに頼らる人になることを目指し、自立して生きる。
    なりたい自分を意識して、自分に言い聞かせる。

  • 起きている出来事そのものに幸せ、不幸せはない。自分の心の持ち方一つ。

    起こることすべての原因は自分にある。

    それぞれ他の本にも書いてあることだが、喜多川氏の手にかかると、こうも説得力が増すものか。二番目のことも、ともすればただただ自分を責めて、余計後ろ向きになってしまうが、起きたことがその瞬間辛いことでも、決して不幸なことではないということで、前向きになれるんだと思う。

    今日まさに辛い経験をした後に、この本を読めたことも、ある意味奇跡であり、必然でもあるのだろう。

  • 人間は、自分が探しているものしか見つけることはできない。だから、同じ出来事を経験しても不幸ととらえたり、幸せととらえたりする人がいる。当たり前の事だけど、大切なことを気付かせてくれる作品。やはり、「楽しいこと」を毎日探していきたい。

  • 買ってその日に惹き込まれ読んでしまいました。

    自分が思ったことが今の自分になっている。思ったことは現実になる。テンポよい物語に自己啓発小説ということを忘れる。いや自己啓発本ではすでにないかもしれない。

    学校で仲間はずれ(いじめ?!)にあっている主人公が、検査のために訪れた病院で老人に会う。その老人からのアドバイスを受け、自分が変わらなきゃ周りも変わらないということを教わる。

    ほんのりセンチメンタルでだけど幸せを感じる、心が晴れる記念日が『心晴日和』。主人公の成長にエールを送ってしまう。
    そして最後は読んでいる自分も変わってしまう不思議な本。

全101件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

喜多川泰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×