魔女は甦る

著者 :
  • 幻冬舎
3.30
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本棚登録 : 859
感想 : 185
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344019829

感想・レビュー・書評

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  • 無残な姿で発見された被害者。その過去に起こった悲惨な出来事と残した魔女の末裔という言葉より、何とも言えない醜悪さで事件を追っていった。ヒートという作り出してはいけない薬、それに巻き込まれた周囲、そしてまだ序章にすぎない終わり方で、気分が重くなる展開だった。宮篠さんを思うと辛い。

  • 導入部分からグイグイと読めてミステリ小説として面白いと思いながら読んでいたら…後半部分から、ん?そっちですか?…と思う間も無くどーーーん!ぎゃあー!
    これ映画化されててもおかしくないよね、「バイオハザード」みたいな感じで。
    まあそっち系です、というかそこの部分しか残らなかった(笑)
    (超有名な名作映画へのオマージュ作品という意見もあります、みなさんレビューで書いてますが題名書くとネタバレなので…)
    最初からそういう系統なんだと思って読んでいたら違うんだろうけど、勝手に期待していた方じゃない方向だったのが残念でした、面白いんですけど。

    これ続編あるらしいです、そして本作では脇役の登場人物に関してシリーズ物があるとか、今回自分のなかで盛り上がりがびみょーだったので読むか読まないか…気が向いたらそのうち。

  • 主人公、ヒロインが好みでなかった。

    犯人が分かった時点で、冷めてしまいました。
    ただ、最後まで謎解きとは別のジャンルの話としてどんどん読み進めました。

    作者の作風は好きなので、他の小説はまだまだ読んでいきたいです。

  • ばらばらな肉片のみで発見された死体。真相の影には、ドイツの製薬会社の陰謀があった···みたいな話。
     直接の犯人が、まさかあれとは。

  • 犯人が怖すぎ。リアルでももしかしたら…と思うと震える。

  • だいぶ、気持ち悪くなった。ミステリー?いやいや、バイオハザード。グロい。血がたんまり。カラス怖い。そんな時に限ってたくさんいる現実にさらに怖い。シタイでもあるのか?って。

  • 2015.10.15読了
    グロくて、疲れた。中々読み進めれなかった。こういうのはちょっと苦手だな。(図書館)

  • サスペンス・ミステリかな。すごく読みやすかった。ちょっと前に読んだ「魔法使いの弟子たち」みたいな感じ。しかし、こういう話はやっぱりこういう終わり方しかないのかなぁ。

  • 1人の製薬会社の元研究員が、無残な姿で発見されるところから物語が始まります。
    真相がわかり全てがつながった時、ものすごくゾッとした。
    麻薬のもたらす影響が、どんなに人を蝕むか。
    そしてそれより人間が一番怖い。
    もう、妹さんのエピソード堪らないわ。
    幼い隆の環境も。

    こんなヒートBが実際に製造され、使用されたら⁉︎
    エピローグって、たいてい、修羅場のその後をおさめてくれるものと思っていましたが、不安を投げかけたまま終わってしまいました。

    美里は目覚めるでしょうか。
    そして撒畑警部はトラウマを乗り越えたでしょうか。

    知らずに一緒に借りて、手元にヒートアップがありますから、続けて読みたいです。

  • これは相当グロイ。ホラーだね。
    普通の小説なら死なないような人が死んでいく感じが、さすが中山さん。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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