- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344021891
感想・レビュー・書評
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本書には、小さい頃から祖父母・父母に繰り返し注意されたり教えられたりした日常の基本が詰まっています。
正確には、どれも子どもの頃に一度は教わったはずの所作ではありますが、改めて見直すと、恥ずかしいぐらいボロボロ。
姿勢・呼吸・挨拶・食事・服装・日々の過ごし方といった自らの日常の立ち居振る舞いを見直し、所作の基本を整えるための一冊。
単なるノウハウ(どうすれば良いか)ではなく、なぜそうなのかを日本の文化に焦点をあててわかりやすく教えてくれます。
少しでも美しくなれるよう、活用・精進させて頂きます。
【升野俊明 「美しい人をつくる「所作」の基本」 升野俊明】
「これって美しい?」と自問してみる。
理屈なんかいりません。
問いかけの返答に「No」が出たら、「しない」と決めたらいいのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普段の自分の生活を見直し自らを正すことを意識させてくれる。姿勢、挨拶、感謝の言葉。当たり前のことを自分が以下に出来てきないか。それをすることで自分の生活がどれほど変わるのか。ということが伝わってくる素敵な本。
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当たり前のことが書いてあるだけなのに、
それが売れるのは当たり前のことが当たり前にできないからか。
そう思うと本当に寂しいね。 -
所作を整え、心を整えて
落ち着いた生活をしてみたいと思うようになれた。
実践してみたい事が多く詰まっている本だと感じました。
まずは朝早く起きて、一日の始まりを大切にする習慣をつけたい。 -
所作を整えることは心を整えること、所作を磨くことは心を磨くこと。細部に渡る一つ一つの教えが、心洗われる様で、読了後 すっきりした気持ちになれ自己を見つめ直すことができました。素敵な本に巡り会え良かった。
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心と所作はつながっていること。
所作を整えることで、心も整うこと。
姿勢と、呼吸と、生き方のつながり。
まずは、背筋を伸ばすことから始めます。 -
禅的には〜、仏教では〜などの解説でいくつかの提案を進める内容でした。あーこういう視点でも見れるな的な感じで読みました。インクルージョンとダイバーシティが前提となる現代に合うかと言われたら厳しいでしょうね。
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当たり前のことが書いてありました。
自分の期待とはちょっと角度が違ったかな。 -
兎にも角にも、生き方を変えるには所作を変えることだよな、と。
丁寧な生き方のヒント、という感じ。
読むべし、な本。
日本人が忘れては行けない生き方だね -
禅僧で禅の庭のデザイナーでもある著者が、禅と実生活の繋がりというものを身近な話でしてくれる。
所作と心は深く関わっているので所作から磨くべしとか、姿勢と呼吸の大切さ、武士が禅に傾倒したのは禅僧の佇まいではなかったかという説、さらには風呂敷や手拭いなどの道具を活用しようといったことまで。朝5分の掃除とかすぐに取り入れたい。