半島を出よ 上 (幻冬舎文庫 む 1-25)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 4556
感想 : 327
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  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344410008

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物を把握していくのが辛いが、読むのが止まらなくなる。こういう可能性も確かにあるのかも?と思わされる。危険な隣国があるのだと再認識させられる。

  • 凄まじいカタルシス。衝撃を受けた一冊

  • こう言う感じも好きだな。

  • 上巻の読み上がり。
    本当に有りそうな無さそうな展開。日本の脆弱性がこれでもかと描かれ、思い知らされる。
    どう展開していくのだろうか。

  • 1人の主人公を追う内容ではなく、様々な立場、考え方、文化、価値観の違う人間のそれぞれの目線を通して物語は進行していく。それぞれの登場人の文化や背景をとても細かく描写している。これだけですごい情報量なはず。そして情報を噛み砕いて、キャラクターに共感できる文章とストーリーを描く村上龍さんの頭脳に驚嘆。

  • 面白かった。
    展開に夢中になるとはこのこと。

  • 第59回毎日出版文化賞、第58回野間文芸賞
    著者:村上龍(1952-、佐世保市、小説家)

  • 2019.7.2読了

    話の内容は面白いと思うが、書いてある事が難しすぎて、なかなか読み進める事が難しい…

    ただただ北朝鮮が恐ろしい。
    現実の彼らはどうなのだろうか

    本の中と現実が混沌としている

  • ここまでいろんな面を入れて、しかもディテールを書き込めるのがすごい。閣僚に対してイシハラグループの個性とか。遠征軍兵士は出生で個性付け。

    もっと伏線があるかと思った。最初のは昭和歌謡大全集からのつなぎだけだったのか。
    爆破は治安維持側も占拠側も想定しそう。初動でも政府は武装解除を要求するだろう。反乱軍だろうが難民だろうが亡命者だろうが。911以降に書かれてるので、武装解除に応じないならテロリスト指定、というのも当然あるはず。
    九州弁とくくるが、福岡弁以外も言葉遣いも気になったが福岡以南の人も混ざってるという描写だった?

  • 感想は下巻で

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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