彼女が死んだ夜 (幻冬舎文庫 に 8-3)

著者 : 西澤保彦

• 幻冬舎 (2008年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[bongobongoさんの感想 · 2011年5月24日]

本格好きのくせにこんな言い方はアレだけど、この手の小説はホントに好きになれない。
推理が全然論理的じゃないのはまあ個性としますが。大学生モノに性的な要素を大量にブチ込むのは読んでてはなはだ不愉快。ミステリとして、というより、小説として嫌い。
冷静に評価すると、プロット自体は面白いです。でも料理の仕方が最悪。

[高麗（こま）さんの感想 · 2011年2月18日]

個性的な主人公たち(笑)
妄想って言いながらもソノ妄想が当たっちゃう所とか、、、( ´艸｀)
それにしても、切なすぎる、、、。

[tackmさんの感想 · 2010年11月24日]

どこかのサイトで目にして読みたかった本。西澤保彦は初めて。

いろいろ設定が斜め上すぎて、夜に一気読みしてしまった。今時箱入り娘とか、家で見知らぬ人が死んでいる（というか、鍵締めずに外出するなよ）とか、乱交（これは春江の描写で臭わせているのか？）等々。

テンポがとても良い。タカチ、タック、ボアン先輩、ウサコなど、人物がとても魅力的。

[senpa1さんの感想 · 2010年11月21日]

最後の解決ですっきり。ただ、この事件で３人の仲間がいなくなる。事件には関係ないけど、匠千暁シリーズを読んでると酒が飲みたくなる！

[sologtoさんの感想 · 2010年11月7日]

リアリティがなあ…。
それなのにラストが悲しすぎる。

[kurage77さんの感想 · 2010年6月14日]

乱読時；無理ありつつもこのシリーズのものなので読めた感じ

[惰眠さんの感想 · 2010年3月6日]

事件の最中酒を食らう、タック達独特のマイペースなリズムが良い感じ

[takeshidesuyoさんの感想 · 2010年3月1日]

門限六時。家が厳しい女子大生ハコちゃんはやっとアメリカ行きの許しを得た。出発前日、親の外出をいいことに同級生が開いた壮行会から深夜帰ると部屋に女の死体が!夜遊びがバレこれで渡米もふいだと焦った彼女は自分に気があるガンタに遺棄を強要する。翌日発見された遺体は身元不明。別の同級生も失踪して大事件に。匠千暁、最初の事件。




人生どこでどう転げるか分らないし、どう進化するのかも分らないものなんだろうなぁ・・・・
なんて切実に感じてしまいます。
平凡でもいい！そこそこ楽しく生きれれば・・・
という風なことも当たり前ですが、幸せだと感じてしまいますね♪

[ゆーやさんの感想 · 2010年2月20日]

箱入り娘のハコちゃんが家に帰ると見知らぬ女性が死んでいた。大学の仲間が隠蔽を手伝うけれども。。。匠千暁シリーズ1作目。

ハコちゃんの身勝手さにイラッとくるのを乗り越えれば、犯人探しが楽しめる。事件そのものも十分におもしろいけれど、女性キャラクター：タカチが魅力的。

[kiyosiさんの感想 · 2009年10月13日]

タック＆タカチ・シリーズ

両親が留守中に発見された見知らぬ女の死体。発見者であるハコちゃんは旅行の計画が中止になることを恐れガンタに死体の始末を依頼。発見された死体。消えた同級生・宮下。ハコちゃんの家に招かれた客の消えた財布と強盗。タックの推理。宮下を追う男と恋人の謎。

　２００９年１０月１２日購入

　２０１０年４月１２日読了

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとＳＦの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻　腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」