成功のコンセプト (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344414006

感想・レビュー・書評

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  • 三木谷氏2007年の著書。楽天市場を大きくしてきた仕事術があらわになっている。カイゼン・会議の進行方法・目標達成の意思・プロフェッショナルの定義・職場環境づくり・仮説検証実行そして組織化・当事者意識(CSにつながる)・意思決定のスピードなど重要なことを本人の言葉で書かれている。単なるITベンチャーではないことがよくわかった。

  • ざっと読むことができると思います。そして、平易に理解できると思います。

    考えていることを人にそれだけ簡潔明瞭に伝えることができるのはたいへん頭がいいのだろうなと感じます。

    ただよく読むと、あるいは、言葉尻をとると、異なるページで言っていることが違うという感じるときはありましたが、それは行間を読めば埋まります。

    やはり一番すごいと思うのは、言ったこと、書いたことを実行する、力強さ、意思の強さです。

  • 基本をどれだけ真剣にやれるか。目標設定をもうちょっとしっかりやろ。

  • 高い目標とそれに懸ける情熱を持てば、必ずそれは成功する。三木谷社長の経験から得た仕事哲学を、5つのコンセプトを挙げて書いてある本。
    1、「常に改善、常に前進」
    2、「Professionlismの徹底」
    3、「仮説→実行→検証→仕組化」
    4、「顧客満足の最大化」
    5、「スピード!スピード!スピード!」
    目次だけではサッパリだが、読んでみるとすごく分かり易い言葉で綴られた一冊。

    そしてこの本の良い所は、単に成功者の振り返りになっていない所である。
    仕事への取り組み方、人を喜ばせたいと行動する情熱、そのようなモチベージョンを「読者にでも意識次第で今から出来る」ということを分かり易い例え話で展開させてくれている。
    この本は、例え雇われる側であっても、当事者意識を持つことで人は進歩するということを全面に伝えているものである。
    楽天へエントリーする就活生が必読となっているのにもとても納得した。
    是非この本は、日本全国のサラリーマンの必読書にすべきである。

  • 楽天で大事にしている「5つのコンセプト」について、著者、三木谷氏が経験を語りながら紹介する内容。5つのコンセプトは楽天の中だけではなく、社会人や就活生など、多くの人が広く実践すべき内容であると感じる。量は軽く、文章も読みやすいので、気軽に読むべき一冊。

  • 当事者意識を持ちスピード感を持って仕事に取り組み個々の能力を最大限発揮し、お金だけでない喜びを得るというコンセプトと理解し、共感できた。

    会社勤めにおける当事者意識は大事だと特に思う。

    内容として、色々な(スポーツなど)例えを出しながらわかりやすく、コンセプトを記載されてた。

    起業から現在の成長に至る具体的な楽天での事例を題材にコンセプトが書かれれるとよりおもしろくなるとおもった。

  • 空き地を見つけて腕立て伏せ
    インターネット上のショッピングモール 阪神淡路大震災 明石市 この世で何か成し遂げるためには、世界が無常であることをいつも心に刻んでおかなければならない
    幸運はチャンスと準備の交差点
    ゼロは何倍してもゼロだが、1でも2でも数字があれば改善してそれを増やすことができる
    改善というのは、絶対的に成長する方法なのだ
    実力と能力と潜在能力
    パラダイム‐シフト【paradigm shift】ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。社会の規範や価値観が変わること。
    1.01の365乗=37.78
    銀座四丁目交差点 織田信長 楽市楽座
    僕たちにとっての月は何なのか
    常に改善、常に前進
    ホモ•ルーデンス。人間は遊ぶ動物
    イチロー 漁師 スペイン インスピレーション 本城慎之介 音別 東山田 校長
    既成事実が世の中を変える
    Professionalismの徹底
    仮説は右脳と左脳のキャッチボールから生まれる
    共通するフレームワーク そもそも論
    クレー‐モデル【clay model】新型自動車の開発段階で、新しいスタイリングを試すために作られる粘土模型。各部の修正が容易なので粘土が使われる。
    六本木➡東品川 Google オフィス=キャンパス 自分の全力をかけて戦うフィールド 顧客満足の最大化
    ビジネス=サッカー スピード感
    当事者意識=自分が仕事の主人公になる=モノゴトを俯瞰で眺めるようになる=尻に火がついた状態
    目的のない旅が放浪になってしまうように、目標がなければ仕事はただの労働に堕落する。達成したら人生が変わると思えるくらいの目標がいい
    危機に直面した人間が、驚くほど短時間で物事を成し遂げることがある。それは瞬間的に優先順位を取捨選択して行動するからだ
    スピードを極限まで高めた先には、想像を絶する頂が見えてくる地点がある
    一橋大学 クリムゾンレッド

  • いまさらですが読みました。
    やはり頂点に立つ人間は違うと感じさせられました。
    今からでも見習うべき仕事のやり方があるので早速実践しています!

  • 2年ぶりに、読み返した。

    就活では選考を受ける学生は読むのが必須らしい。

    ①常に改善、常に前進
    ②プロフェッショナルの徹底
    ③仮説→実行→検証→仕組化
    ④顧客満足の最大化
    ⑤スピード

    基礎の基礎だけど、絶対に大事にしたい考え方。

    社会で活躍・貢献したいビジネスパーソンになりたい人こそ読むべきバイブル。

  • 楽天の急成長の秘訣、成功のコンセプトを数々の事例が解説されている。

    成功のコンセプトとは、
    ・常に改善、常に前進
    ・Professionalismの徹底
    ・仮説→実行→検証→仕組化
    ・顧客満足の最大化
    ・スピード!スピード!スピード!

    内容はそんなに特別なことを言っているわけではなかった。

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著者プロフィール

三木谷浩史(みきたに・ひろし)
1965年神戸市生まれ。88年一橋大学卒業後、日本興業銀行に入行。93年ハーバード大学にてMBA取得。興銀を退職後、96年クリムゾングループを設立。97年2月エム・ディー・エム(現・楽天)設立、代表取締役就任。同年5月インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を開設。2000年には日本証券業協会へ株式を店頭登録(ジャスダック上場)。04年にJリーグ・ヴィッセル神戸のオーナーに就任。同年、50年ぶりの新規球団(東北楽天ゴールデンイーグルス)誕生となるプロ野球界に参入。11年より東京フィルハーモニー交響楽団理事長も務める。現在、楽天株式会社代表取締役会長兼社長。

「2014年 『楽天流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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