- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344414006
感想・レビュー・書評
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「個人事業主をエンパワーメントする」というミッションにはとても魅力があると思う。
ジョブズがDTPでクリエイティビティを容易にしたように、楽天を通して「商売」を容易にする。
こういう根本的な目的意識があると長期間走り続けることができるし、事業として強度を保てるのだろうと思いました。 -
人を選ぶと思うが、共感できるところが多々あった。できれば20代のころ読みたかった。(そのころはまだこの本が出てない。)三木谷さんの熱い思いが詰まった本。
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第1のコンセプト「常に改善、常に前進」
第2のコンセプト「Professionalizsmに徹底」
第3のコンセプト「仮説→実行→検証→仕組化」
第4のコンセプト「顧客満足の最大化」
第5のコンセプト「スピード!スピード!スピード!」
平易な言葉で、わかりやすいのです。
流通業界、IT業界以外の人でも、自分のまわりに置き換えて読めると思います。
端々にでてくる人生観は個人的に相容れない部分もありますが、経営者として、このようなビジョンを明示できるのは、すばらしいですし、こういう会社は働きやすいだろうな、って思います。
たとえ自分の会社がそういう会社でなくても、このコンセプトを自分のスキルアップのために自分ひとりでも実行していくのは、意味があることでしょう。
おすすめ。
2010/01/31 -
初めての三木谷さんだが、熱い。ずっと以前に
「楽天を始めることよりも、そのまま興銀に(同じところに)いるほうがリスクだ」
というのを読んで、感心したことがある。その思想が一貫している。挑戦はリスクではない。失敗してもいい。スピード、スピードで人よりも早く。インターネットの可能性。本当に世界一を目指している。やはり成功はあたりまえのことをバカにせずにちゃんとできること(ABCD)だ。僕はそこに、徹底的に、のTをつけて心がけている。仕事は遊び、ではないが、楽しむもの、面白いもの。それも最近の成功者に多い考え方。自分を信じて、突っ走ろう! -
いくつかの名言が含まれている。
それが三木谷さん独自のものか、別の人のものかは分からないが。
でも、ビジネス書としては、良い本である。
考え方も非常に論理的だと思う。
企業のトップとしては、これくらいのビジョンがないと務まらないのかも知れない。
ただ若干、「楽天」の宣伝をしている部分も見受けられる。
できれば、もう少し公平な立場で書いて欲しかった。 -
改善の積み重ね、スピード、スピード、スピード!
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三木谷さんの考えが書かれている。
体育会系の人は共感できると思う。 -
割と淡々と、当たり前の事のように書いているが、
実際に行動するのは難しいことばかり。
それを地道に続けてきたから今の楽天がある、
真似できるものならやってみろ、という自信を感じる。
サクっと読めるが内容は深い。
文庫だし、IT系ビジネスマンは読んで損は無いと思う。 -
読了。
文章も分かりやすく、各テーマそれぞれ楽しく読めた。
特に印象に残ったのは、スピードについて。
3ヶ月のスケジュールのものはやりようによっては一週間でできる、っていうのは実感としてもあるのだけれども、それ自体の重要性についてはあまり考えていなかったので刺激になった。
その他の項目もなるほどなあというものが多く、もう少し若い頃に読んでおけばよかったなあと思った。
二十代前半くらいの若い人におすすめ。
この前、柳井さんの本を読んだときにも感じたのは、前述の「スピード」と「変化への柔軟性」。
あまり意識していなかったので、何せこの二つは自分のテーマにしたいなあと思った。
そういうわけで柳井さんの本も若い人におすすめ。
共通してる部分、違う部分を比べながら読んでみると安上がりのお勉強もしくは暇潰しになるはず。