悪夢の商店街 (幻冬舎文庫 き 21-7)

著者 :
  • 幻冬舎
3.43
  • (23)
  • (99)
  • (123)
  • (23)
  • (3)
本棚登録 : 858
感想 : 87
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415447

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白かった。そこそこ痛快エンタメな話。舞台が商店街。詐欺師とペテン師と魔法使いとヤクザ。ドライブでデビューした桜がしたたかに成長してて嬉しい。公子の生まれ育ちが可哀相すぎるんだが、生意気な象に救われるなぁ。幸せになってほしい。

  • 『悪夢の商店街』木下半太。読了。もう、すっかりハマってる木下ワールド。本作は、割とシュッとまとまってる感じ。しかしながら、最後の数ページ、結末が見たくて見てくて、掻き立てられる感じは衰えず。シリーズ一作目から読むと尚良し。

  • シリーズ6作目
    ちょっと、マンネリ化して来たところでの本作は面白かったです。こういう話は大好きだ。 象くんが可愛い。
    こういう話を書かれると、この先もこのシリーズ読もうかなって思っちゃいますね。

  • 舞台が大阪で(ほとんど大阪やけど)わかりやすくてなかなかよかったよ!

    魔法使いと工藤さん、ちょっと強すぎる節があるかな。それと、象が可愛い。サンマが食べたい。気になった方、読んでみてください。

  • 一般的には、あまり“良くない”職業の登場人物。ただ、どこか笑えてドキドキしてしまう。 

  • 悪夢の〜シリーズ。今回はやり手の結婚詐欺師が主人公で、相変わらずキャラが濃い。ハラハラして笑えてちょっと泣けるそんな本。

  • まあまあ

    作品の紹介

    美人結婚詐欺師の世良公子が凄腕詐欺師に命じられたのは、さびれた商店街の豆腐屋の息子と結婚すること。詐欺師は億単位の金しか狙わない。ということは、こんな街に大金が隠されている!?公子は大金を横取りしようとするが、味方は五歳の甥だけ。そこに、ヤクザと女子高生ペテン師が参戦し、果てしない騙し合いが繰り広げられる。痛快サスペンス。

  • 相変わらずのコメディサスペンス小説で、毎度毎度の飛び抜けたキャラ設定が真実味がないようで、そこから時々見える人間味がたまらなく惹きつけられる。悲劇の中にこそ喜劇がある。これを実感する小説だ。
    でも悪夢シリーズで一番好きなのは『悪夢の観覧車』だなぁ。キザな名言がたまらないからなぁ。

  • 悪夢シリーズさすがです
    いつも前作の誰かしらが出てたのに今回はいないかな?と思ったら他の人のレビューみたらいるとのこと。

    ドライブでか・・・もうどんなのか忘れてしまったけどなるほどなるほど。

    しっかり最初から読まないとあれっ??とストーリーに置いてかれます。

    かんちゃんは憎めないね!!

  • 悪夢シリーズは、キャラクターとセリフで笑わせてくれる本だ。
    文章を読んで声をだして笑えるって、すごい。
    そんな評価の本だ。
    しかし、今回は違う。
    セリフとかキャラクター勝負じゃない。
    騙し騙されのコンゲームなのだ。
    シリアスじゃない分、騙されちゃうね。
    まぁ・・・基本的に人がいい、あたしだからかな~
    フフフ
    とにかく、気持ちよく騙されました。
    読後感もよし。

    ( ・_ゝ・)<気持ちよく騙された者勝ち。

全87件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木下半太の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×