- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396764708
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
恋愛って、大人になればなるほど複雑で不器用になっていく。
でも、そんな恋は美しい。
「スキ」とか「キライ」とかって、口には出さなくても心の中ではいつでもぐるぐる渦巻いてるんだなあ。
好きな人と過ごすふとした日常でそれを感じたら、そっと言葉にして伝えてみたい。
大人の恋ってとても偉大でとてもちっぽけだ。でもそれが・・・
とてつもなく愛しい。 -
女性誌で連載された作品。白状するが同時期発売の3冊(『YES,IT'S ME』『MO’SOME STING』)のなかで一番好きかもしれない。というか自分の漫画の好み的に一番馴染みのある雰囲気の漫画。大学教授のオッサンとバレエ一筋で生きてきたアラサー女子(処女)のお話。ああなんつーかすげえよくわかるよこの主人公の男の人に対する感情。「おまえって言わないでよ」てすげえわかる!てなんか衝撃受けた。
あとバレエに対しての気持ちも。好きなものって長く関わるとすきかどうかわからなくなるんだよね、それでもきっと離れられないもんなんだよなあ。すきを取り戻したときのあのなんともいえない感動って、忘れがたい(まあ、すぐに忘れちゃうんですけど)。
(20090924)旧ブログより転載 -
人と人が付き合うのってぴったり合うことなんてなかなかない。でもお互い好きと嫌いの間の重なる部分をさがして、隙間を埋めてく。そんな作業ができると恋ってお互いが満たされるんだろう。
-
「ひばりの朝」に衝撃を受けてほかの作品も読んでみたくなて
購入。
バレエはほんの少しのお飾り程度しか要素がなくて
勿体ないな、と。
子供の頃からずっと一途に続けてきたものを辞めるのは
とても大きな出来事だから もう少し膨らませて描いていたら
もっと良かったかな。
けど、隣の先生はかっこいい!
巻末のおまけも楽しい☆ -
なんか、恋がしたくなる。
-
この作品の魅力は、主人公の相手役の縫原氏につきます。
アラサー,アラフォーの迷える女子のこんな人居たらいいな。を体現化したキャラクターに見えました。
語り尽くされた感がありますが、よく西炯子の「娚の一生」の海江田氏と比べられますね。
年代と職業は類似していますが、設定のキャラクターが対照的な所が、好みが分かれそうです。
オトナの恋愛は、一直線に直情的に進むよりも、迷いや逡巡出ている部分に若干共感を持ったりしました。特に、歳の差恋愛だと色濃くそういう部分が出ている所が、多少のリアル感もあって、共感を持ちやすいと思いました。
個人的には、海江田氏より縫原氏の方が、漫画自体が短編という体裁を取っている都合上、彼の生い立ちや経歴がより謎な分、読み手にイマジネーションを掻き立てる所が、一歩分がある感じがします。 -
凄く共感できる一冊