- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396764708
感想・レビュー・書評
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余裕で気怠げな初老紳士って、なんて素敵なんだろう!!縫原さんは大学教授ということで、知的な雰囲気を纏ってるのもサイコーです。
それにしても初老紳士にYシャツプラス老眼鏡というのはほんとにすばらしいな……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何度も読み返しております。
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恋する乙女も枯れた紳士もなんだかんだ大好物なわけで、ええ、うきうきしないわけがない
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本当はいくつになったって子供だし、大人に成りきれない部分はあるし。
年なんか関係ないけれど、本当はそんなことなくて。
好きなら何だっていいじゃないかって気持ちがなくなるのもなんか嫌だな。って思った。
素敵でありたい。 -
ヤマシタトモコさん、初読み。
感動したっ!!!!(゚д゚;)
評判は何となく知ってたけどこんなにすごい作家さんだったのか!
語りが細かいっ!リアリティあるっ!
心にずんずん響きながら読みました。
大人向けですね~。 -
非常に共感できる。
これを理解できないと、本当の意味で大人にはなれないと思う。
それくらい素敵なお話。 -
縫原さんの、あなたっていう呼び方がスキ。
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面白かった。細かい描写にところどころ、きゅんとした。ラスト、もっとスッキリまとめてほしかった気もするけど、きっとこの作品はこういうのじゃなくて、緩やかな雰囲気が魅力なんだろうなと思った。
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あのー…縫原さんカッコよすぎます渋すぎます素敵紳士すぎます。
縫原さんに「あなたは…」とか言われた日にはもう…ねぇ。
眼鏡をはずすとちょっと怖い顔つきなのがまた良い。
「何と何の間ですか…」「私とあなたの間ですよ」
このやりとり大好き…!
冒頭で、髪の毛切って、わぁーってなってる主人公、可愛い。 -
ヤマシタトモコの描くショートカット×切れ長な目×下まつげ濃いめの女性は凛としたなかにも憂いを帯びて非常に魅力的。
心の闇も、女性的な粘着質を掘り下げず捌けた風に描くから、全体的にキレのある爽やかさが残る。
28歳バレエ講師と52歳大学教授の恋愛という、なんとも文化系女子には垂涎の物語。
西炯子の「娚の一生」のような設定だが、主人公が大手電機メーカーに勤める30代半ばキャリアウーマンであるのと、バレエダンサーを諦めた28歳のバレエ講師であることで、両者にちょっとした心情の違いが見てとれる。
前者は恋愛で失敗してきた過去を繰り返すことを恐れ、恋すること自体を懐疑的に捉えて、相手からのアプローチに少なからぬ不信感を抱いている前置きが長いが、後者はかつて一度も恋愛の経験がないために自分自身の感情と経験のなさに不安を覚えている「うぶ」さはあるものの展開は早い。
それは、(もちろん作者の違いは差し引いて)30代半ばと20代後半という年齢の違い、社会的な立ち位置の違いによるものだろうが、すべての妙齢女子たちはどちらの感情にも納得してしまうだろうなぁ。
つい数日前も友人と話題になったが、結局、女性が恋愛に求めているのは「父性」なのかもしれない。
私自身も父が大好きだ。
一般的にどうこうはさて置き、かなりのイケメンと思っているw。
年の差恋愛というのは、そういったユングのエレクトラコンプレックス(男性でいえばフロイトのエディプスコンプレックス)の埋め合わせが体現したものなんだろう。
だから、こういう類のマンガに強い憧憬を抱いてしまうんだろう。