ミラーボール・フラッシング・マジック (Feelコミックス)

  • 祥伝社
3.89
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本棚登録 : 2789
感想 : 220
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784396765194

感想・レビュー・書評

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  • 初版で購入、すぐ読んだけど再読してみた。
    短編なんで、女性なら共感する話が1つはアルかも。
    ちなみに私は何作品かアリました。

    あと、全然リアじゃないけど表題作①のサヤ(とんだパーティーガール)が嫌いになれない自分がいる、なんで嫌いになれないのか自分でも理由がわからない(笑)

  • 2012年、この漫画がスゴイ!女偏の9位(あってます?
    2011年で1位だったHERの方が正直よかった。あのまんがは素直にスゴイ。なにがすごいって、「女の人って醜いよね」と男子にいわしめたことが(そして正しい

    絵に関して改善余地アリはまぁ確かに。Don't trust over teenなんかは流石にちょっと頭身もっと揃えて欲しいかなとおもったりもした。全体的に荒いのは、体調が悪かったからというのはある程度本当だろう。。
    童貞(素人含む)男子VS喪女の争いだなぁという感想を抱きつつ。どっちも同じ穴のムジナ。ヤで始まるカタカナ4文字の人種も同じく。

    彼女の作品が好きで、今回の作品も好きなのだが、その上でいくつか難点を書きたい。
    多分、男性向け(?)だと、おやすみプンプンの浅野いにおさんとか、それこそ花澤健人さんもそうなのだが、彼女も、ヤマシタトモコさんの作品は、本人は自分をリア充と思っていなくても、リア充と思われそうなきがする。
    あと、こんな男いねーよ、というレビューをいくつかみたのだが、女性の目からこう見える、という意味ではいるのじゃなかろうか。
    上から下までみられて、「あ、値踏みされた」、っていうのはわかるなぁと思った。でもまぁ値踏みもされないよりマシっすよ、という見方も可。女だって値踏みしてるわけだしな。
    ただ、あの中学生男子はいない、と思ったかな。
    ダメ恋「カレン」は、あるあるー、と思った。
    あるある、と思う人と、ないない、と思う人がいるのは所属している世代やコミュニティなどの違いもあるだろうなぁと。

    最後に、ヤマシタトモコがフェミニスト系がというと私はNoだと思う。
    作家なら三浦しをん氏や、よしながふみ氏の方がもっと強烈にそうだと言い切ってるからかもしれないが。

  • ヤマシタトモコさんが最近好きなことと
    「このマンガがすごい!2012」オンナ編 第9位なのとで購入。

    特に最後の話が好き。
    なんていうかリアル。

    2012.1.19読了

  • 「このマンガがすごい!2012」オンナ編 第9位作品ということで読んでみた。

    ヤマシタトモコさんの描く短編はホントおもしろいですよね。

    基本的なストーリーのパターンは、
    すっごい勢いでこじらせている女性に起こる、
    恋とか異性関係ときっかけにした心情変化っていうのなんだけど、
    そのこじらせ方とかこじらせポイントが魅力的だったりして。

    あと、爪とか服とかヒールとかが、
    アクセントの効いたモチーフになっているのが、すごくステキ。

    ヤマシタトモコさん作品に出てくるキャラクターを
    そっくり現実の「女子心」だったり「女子的なもの」と
    イコールって思うと、なんだかタイヘンな誤解な気もするけど、
    全ての作品に通底するトーンというか独特の雰囲気は
    やっぱり女子的だな~って感じるのです。

  • (1巻完結ものです)

    「このマンガがすごい!2012 オンナ編」第9位ということで、
    買って読んでみました。

    オムニバスな一冊です。
    ちょっと大人な女性向けのマンガでしょうか。
    ひとつひとつが、短いので、読みやすく、うまくまとまっていてよかったです。

    オンナってこんなこと想像・妄想してるのよっというような、
    そんな雰囲気なマンガでした。
    現実味がありそう、でもなくて、妄想の世界なんだなっとすごく思いました。特に男性の描写の仕方が。。。
    まぁ、そのへんは気にしないで、すらすらと楽しみながら読めますけどね。

    ちょっとこの人の長編作品も読んでみたいなって思ったので、
    星4つ評価です。

  • 世界を平和にしたい、なんてな…
    まさにミラーボール・フラッシング・マジック。ミラーボールが引き起こした一夜の奇跡。女性向け漫画にしておくには勿体無い。

  • 読んだ。
    なんの感想もいだけなかったから。

    もう一回読んだら違うのかな、とも思いつつ、何度読んでも同じ感想になる。
    つまり、感想がない。

    「ふーん。」
    というか、
    「へー。」
    というか。

    そうなんだね、という感想。

  • 「エボニー・オリーブ」のガールズトーク、こんな事話してんのかあと思った。

  • わりと期待して読みはじめたのだが、苦笑しか出てこなかった。

    巻頭に入っている突然空からミラーボールが降ってきて云々、という表題作の"ちょっといい話風"短編が論外に浅薄だったせいで、読み始めから蹴つまづいた感がある。

    いくつかの短編が入っていて、構造としては、酸いも甘いも知った風の中年女性が、ひょんなことから知り合ったバカな童貞君を冷めた視線で見下そうとするのだが、同時にその若さに惹かれてもいて、その二律背反を抱えた自意識を自嘲的なモノローグで吐露していく、という流れが多い。

    多分、女性心理の描写は的確なのだろう。が、登場する男性達の行動が不自然で、とにかく物語的に都合よく行動するのでまったく真実味が感じられない。
    男性が「バカなやつ」というよりも「都合のいいやつ」になってしまっており、作者のこうだったらいいのにな、という願望をことごとくトレースして行動する「作者の妄想を体現するキャラ」になってしまっている。そのため作者の自己愛を満たすための妄想以上の何かが漫画上にまったく見えてこなかった。

    基本的には作者の悩んでいる自分への自己愛と、こんなに色々考えている自分の苦労をわかってほしい!という自意識の暴走を見せつけるような話であり、「大人の女性には色々あるんだよバカ野郎」という主張であればそれはそれで良いと思うのだが、どこか変に格好つけているというか、最初から逆ギレのスタンスで正当性を主張するために必死になっているような感じがあってなんだか非常に面倒臭かった。

    都合のいい女の子に囲まれた男性が悩む自分に自己陶酔するような妄想本は世の中に沢山あるが、やっていることはそれの逆バージョンであり、その意味では一定の需要はあるだろうしアリと言えるのかもしれない。僕は男なので噴飯ものだったが。

  • 女性は読んでてイライラするかも

    男がいて
    女がいて
    それってほんとおもしろいな
    って思った

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著者プロフィール

1981年5月9日生まれ。 2005年のデビュー後、すぐに「ねこぜの夜明け前」で講談社「アフタヌーン」主催の四季賞、夏・四季賞を受賞。 19年には「違国日記」がマンガ大賞4位に入賞する。主な作品に『BUTTER !!! 』『ひばりの朝』『さんかく窓の外側は夜』(本書原作コミック)『花井沢町公民館便り』などがあり、幅広い層の支持を得ている。

「2020年 『さんかく窓の外側は夜  映画版ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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