人生計画の立て方 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551241

作品紹介・あらすじ

設計図なくしては、いかに老練な建築家も立派な家造りができないと同様に、まず「人生計画」を樹てることなくして、完全な意義ある人生を築き上げることは難しい-偉大な先人が後世に生きる私たちに贈った処世訓。

感想・レビュー・書評

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  • 文章が難しく少し読みづらいけど、学生のうちに1度読み、また何年後かに読み直してみたいな使い方がいいかもしれない。
    私もまた中年に差し掛かったら読み直したい。

  • 計画というか、マイルールを作ってそれを守り切る。
    それで資産家になれる。

    25歳からの4分の1貯金と、
    一日一ページ書く。

    自分で決めたことであっても、
    というか、自分で決めたことだからこそなのか、
    守れない。

    改めて、いつまでに何をしたいのか、
    そのために自分を律するルールを考えないと。

  • ・まず目標の樹立
     明るい、遠大な計画

    ・1.常に心を快活に接すること 2.専心その業に励むこと 3.功は人に譲り、責は自ら負う 4.善を称し悪を問わないこと 5.本業に妨げなき好機はいやしくも逸しないこと 6.常に普通収入の四分の一と臨時収入の全部を蓄えること 7.人から受けた恩は必ず返すこと 8.人事を尽くして時節を待つこと 9.原則として個人間に金銭貸借を行わぬこと

  • 本多静六の代名詞が1つ「人生計画」に関する書籍。人生の各フェーズにおけるTipsが記されている。特に80代の晩年(あとがきから推察)に書かれていたため、当然ながら老いていくこと(本書で言うところの「楽老期」)への記述は経験に基づいたもので大変感じるものがあった。

  • これからの人生を書いて考えようと思っている人におすすめ

  • 2022/05/05
    2022年12冊目。
    後半パート(婚姻あたり)については同意できない記述が多かった印象。時代が違うから仕方がないかな

  • 70年前に、すでに、人生100年時代への言及があった驚き。

    備忘録

    四十までは勤倹貯蓄、生活安定の基礎を築き、六十までは専心究学、七十まではお礼奉公、七十からは山紫水明の温泉郷で晴耕雨読の楽居、かつ毎日一頁以上の文章執筆と、月給四分の一天引き貯金の二つの行。40歳で利息が本俸を超え、宿願――万巻の書を読み、万里の道を往く――を実行、海外旅行十九回、三百七十冊余の著書を発行した。60歳定年後は人並み以上の財産や名誉は子孫のために有害無益と喜捨し、再び働学併進の簡素生活に戻った。七十歳までの十年間、宗教・哲学・歴史・経済・法制等の新刊書を耽読し、相対性理論に啓発を受け学び直しに入った。

    「若くして長上に交わり、年老いて若い人々に交われ」福沢諭吉

    老人自戒7則
    若者に先に話させ、アイデアを活かす支援をする。相手が聞きたがるまでくどくど教えない。

  • 60年前のことでも現在も十分通じるお話

  • 「私の財産告白」に続き本多先生の著書に触れる。60年前に著された書だが、恋愛、老後の生き方などは現代に生きる私にとっても斬新な道標となった。
    私も50歳を超え、老後について考えさせられた。今日から「愛される老人」を意識して家族や友人と接して見ようかと。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/709837

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著者プロフィール

1866(慶応2)年、埼玉県菖蒲町(当時は河原井村)生まれ。苦学の末、1884(明治17)年に東京山林学校(のちの東京農科大学、現在の東京大学農学部)に入学。一度は落第するも猛勉強して首席で卒業。その後、ドイツに私費留学してミュンヘン大学で国家経済学博士号を得る。
1892年(明治25)年、東京農科大学の助教授となり、「4分の1天引き貯金」と1日1頁の原稿執筆を開始。1900年には教授に昇任し、研究生活のかたわら植林・造園・産業振興など多方面で活躍するだけでなく、独自の蓄財投資法と生活哲学を実践して莫大な財産を築く。
1927(昭和2)年の定年体感を期に、全財産を匿名で寄附。その後も「人生即努力、努力即幸福」のモットーのもと、戦中戦後を通じて働学併進の簡素生活を続け、370冊余りの著作を残した。
1952(昭和27)年1月、85歳で逝去。

「2023年 『マンガ 本多静六「私の財産告白」 伝説の億万長者に学ぶ貯金と資産の増やし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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