だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル

  • ダイヤモンド社
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感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478015261

感想・レビュー・書評

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  • フリーエージェントスタイルの働き方の可能性を感じた一冊。
    自分に力がついたらこの働き方を実践したい。

  • 僕、好きな考え方だな、これ。多分何回か読み直すな。

  • 安定した生き方より、やりがいのある生き方を。
    私も同感だし、現実そうだな…。

    ただ、仲良しクラブになっちゃいけないので、あえて自分にプレッシャーをって、なかなか出来ない。

    12/03/25-36

  • ダンナ氏の本棚から見つけて読んでみた一冊。おもしろ物件を紹介しているR不動産という会社の代表の方々が書いている自身のちょっとユニークな会社/働き方について紹介してある本でした。一言でいえば会社員ではなくフリーエージェントとして働くライフスタイル、組織のお話。帯にはボブ•ディランの言葉、「朝おきて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ」と。奇しくもこの間私が読んだ本の内容と似てる〜。夫婦で同じようなテーマに手が伸びていることは うーん、チームとして良いことなのかリスキーなのかは悩ましいところ。

  • 将来的にはこういうことが音楽療法でやれたらいいな〜妄想広がる〜♡

  • 東京R不動産という会社が実践する『フリーエージェント』というスタイルの働き方。
    サッカー選手で例えると、分かりやすい。基本的に選手は個人事業主で、選手はチームと契約をし、成果に応じて報酬をもらう。個人の成果が低ければ年俸は下がり、高ければ上がる。しかし、個人の成果の前にまずチームが勝たないといけない。選手はチームが優勝するという共通の目的を持っていて、個人プレイヤーでありながら、チームが優勝するために頑張る。
    また、空いた時間があればチーム以外とも契約を結び活動をする(CMやスポーツブランドなど)
    ようは、正社員でもなく、非常勤でもない、いわばその中間の働き方・雇用の形態。
    一見、斬新で自由だと思われがちだが、今後の日本において重要視される働き方だと思う。

  • 自由とセルフマネジメント、放任と支援、ベースキャンプ、目標はおもしろさと数字、ビジョン。

    こだわり物件がある。使える人がいる。アイデア、ノウハウ、技術がある。自由に働ける場がある。
    それが、日本の都会の懐の深さ、豊かさの蓄積かも。

  • やりたい仕事で、自由に稼ぐ。理想の働きかたを目指し、試行錯誤を続ける不動産物件サイト「東京R不動産」のコアメンバーが、これからの「新しい働き方」を語っています。

    理想の働き方は、次の4つに集約される。
    1.やりたい仕事をすること
    2.ちゃんとお金を稼ぐこと
    3.社会を豊かにすること
    4.楽しい仲間と働くこと

    組織に属して働くことと、独立してフリーで働くことには、それぞれ良いところと悪いところがある。これからの時代は、その両方の良いところを組み合わせて、会社と独立の中間となる働き方が求められている。(フリーエージェント・スタイル)

    フリーエージェント・スタイルで働く場合、個人のモチベーションが高く保たれていることが命綱になる。モチベーションを左右する重要な要素は「面白さ」と「納得感」。

    面白さ:自分が好きなものを見つけ、それを好きな人に伝えて喜んでもらうということ

    納得感:自由とフェアネスがあること、すなわち、理不尽なことがない、頑張れば返ってくる、納得するまで議論できるなど

    参考までに、会社HP
    http://www.realtokyoestate.co.jp/?r=g_krf

    以前、住んでいた金沢にも支店がありました。
    http://www.realkanazawaestate.jp/?r=g_trf

  • 「東京R不動産」という、ちょっと変わった不動産紹介サイトを立ち上げ、というか、そういう不動産紹介会社、ではなく、不動産紹介プロジェクト、というより、不動産の枠に収まらず広がっていくプロジェクトを立ち上げる人たちの、働き方と考え方のお話。

    メンバーが自由であること。
    自分のやりたい仕事をやっていること。
    既存の会社の枠に捉われない経営のやり方。
    などが魅力として見られることが多いのだろうと思うのだが、感心したのはそれ以上に「地に足がついていること」。
    「やりたい仕事をやるんだ、俺は!」みたいな夢見ちゃってる感はない。
    「そうは言ってもいろいろあるよね」という達観が感じられる。
    でも、最終的にやりたいこととか、意志があるからちゃんとできるんだろうな。大事な何かを妥協しないために、葛藤しながらときには妥協もできる、という感じなのではないか、と勝手に想像した。
    当然、儲けも出す。そういったことを、戦略として考えている、というのも共感する。
    絵に描いた餅では事は成せないよね。霞で腹はふくれないのだ。

    世の中に新たな価値観を提供する!という思いはあるみたいなのだが、一方で、既存の社会のありよう全て否定しているわけではない。
    あくまで「こういう選択肢もあるよね」ってな感じで。
    そういう、青臭くないとこも、大人だな、と感心する。
    いわゆる熱血革命集団ではない。現実的で、クールで、でも楽観的で楽しんでいる。
    ミシマさんとこも楽しそうだったが、もうちょい、いやかなり、現実的だろう(笑)。
    いい会社だと思います。同じやり方はしないと思うけど、参考になりました。

    ここまで褒めてるのに☆が5じゃなくて4なのは、読み物としての面白さが普通だったから。
    別につらいとか読みにくいとか、ネガティブな評価ではないです。
    ☆5をつけてる他のやつが、それだけ読み物として好きということ。

  • いい仕事をしている人たちは、いい顔してますね。

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著者プロフィール

1968年生まれ。現在、Open A Ltd.代表、東京R不動産ディレクター、東北芸術工科大学教授。主な著作に『エリアリノベーション:変化の構造とローカライズ』(学芸出版社 、2016年)、『都市をリノベーション/The City Conversion』(NTT出版、2011年)などがある。

「2016年 『リノベーションプラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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