入社1年目の教科書

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478015421

感想・レビュー・書評

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  • 困った時やよりステップを踏みたいときのバイブル的な本。
    いまの自分に足りないものやこうするといいとなるものなどが書かれている。
    4分の1が営業職向け
    しかし、先輩への聞き方、意見の主張の仕方、立ち回り方についてはためになった、
    あえて...やなになにのところが勉強になりました。など感情でも伝えることで関係を良好にできる。
    それが人と仕事を進めていくことの醍醐味であると書かれていた。
    まだまだ下っ端の状態なので、立ち位置と言い方を考えて発せられるようにしていきたい。
    これにはポイントでしか書かれていないので
    深く知りたい場合は他の関連本を読むべきである。

  • 4月から新社会人なので読んでみた。普通のビジネス書といった感じだが文章は読みやすいので、初心者の方には是非オススメ。

  • 本当に社会人の教科書のような感じ。
    何があっても遅刻するなというような基本的なことから、50点でも構わないから早く出せというような勉強になることまで普通に社会人として生きていく上では読んでおいて損は無いと思えた。
    近年見るホリエモンなどの起業家のビジネス書とはかなり逆の事を書いていたので、自分にあったやり方を見つけられるといいと思います。

  • 自分の仕事の仕方は、どこかで必ずオリジナルが出てきて、いつかは融通が利かなくなると思っている。
    そういった、自分の仕事ぶり・仕事の仕方を振り返るにはとても勉強になる書籍だと思う。

  • 社会人にとって大切なこと、かつ当たり前のことが書かれていた印象。当たり前のことを当たり前にこなすのが1番難しい。。。

  • @3つの原則
    ⑴頼まれたことは、必ずやりきる
    →催促される前にやる、むしろこちらから相談に行く。そうすることで、周囲から信頼に足ると評価され、次の仕事が回ってくる。

    ⑵50点で構わないから早く出せ
    →仕事は上の力も使って、総力戦で、良い成果とスピードを出す
    →上司が忙しそうは関係ない。上司の仕事は部下の力を引き出してよい成果をあげることだから
    →ゴールは提出ではなく、最初のフィードバック
    →経験を可能な限り短いサイクルで回し、自分の中に多くの経験値のストックを増やすこと

    ⑶つまらない仕事はない
    →どんな仕事も目的と目標を明確にすれば、よりよい付加価値を考えられる
    →見方を変えれば、いかなる仕事も意味や価値がある


    @メールは24時間以内に返信せよ

    今回は、面談のお願いをしたくメールをしております。ぶしつけで恐縮ですが、以下の内容について、お時間があるときにお読みいただければ幸いです

    いま、悩んでいる点が3つあります。ぜひアドバイスをいただきたいと思いますので、お時間のあるときに、以下の内容にお目通しいただき、30分ほど面談の時間をいただければ幸いです。よろしくお願いします。森

    @「何のために」で世界が変わる
    仕事を依頼されて絶対に確認すべきこと
    ⑴いつまでに必要ですか?:期限
    →できることが変わってくる
    ⑵何のためですか?:目的
    →付加価値、優先順位が変わってくる

    @仕事の効率は「最後の5分」で決まる
    話し合いの最後の5分で、メモをまとめ、再確認する。これにより記憶の定着、思い違いの修正を行える。

    @頼まれなくても議事録を書け
    議事録は時系列で書くな

    @「早く帰ります」宣言する
    仕事は、予測可能性がすべて

    @仕事は根回し
    会議で結論を出すまでの作業フロー
    ①情報の共有
    ②論点の頭出し
    ③論点に対する出席者の考えの醸成
    ④議論する
    ⑤結論をだす
    根回しとは...議論に資源をフルで使うために、行う事前準備。
    →①から③を会議以前の段階で済ませ、③と④の間に、「基本的なことの合意形成」「対処可能な反論をつぶす」ことを入れる
    →論点をより深く掘り下げ、全体の意思決定を短縮できる

    @情報は原典に当たれ
    最も効率的な情報収集
    ①過去に情報収集した人のリストを使う
    ②参考の参考の参考の...という芋づる
    ③メールなり直接なりで相手に聞く

    @目の前だけでなく、全体像を見て、つなげよ
    マクロ視点
    :企業、業界、国、世界
    :一年後、五年後
    ミクロ視点
    :周りのこと、目の前の仕事
    :一週間後、明日
    →このマクロとミクロを、繋げて考える

    @社会人の勉強は、アウトプットがゴール
    勉強した内容をアウトプットに結びつける。
    自分のビジネスにどのように生かせるか。
    言い換えれば、私ならどうするか、自社ならどうするかに、実際の行動の想定に変換して使う
    memo
    インプットした内容を、アウトプットすることを「想像」することで理解する。

    @自分にとって都合のいい先生を探せ
    勉強は継続こそが命。だから、心地よいペースメーカーを探すこと。例えば資格、定期的な勉強会など。
    memo
    PDCAで改善することばかり考えていたが、継続するという視点に欠けていたかも。

    @上司にも心を込めてフィードバックせよ
    自分が学んで気づいたこと、感動したこと、もしくは上司のやり方に納得いかないことは、工夫して伝えること
    memo
    だとすれば結局、上か下かなんて関係なくて、当たり前のよりよい人間関係を作るということに尽きる。人と人。

    @ミスをしたら再発防止の仕組みを考えよ
    仕事のやり方を変えること、仕組みを作り出すこと、ミスの連発は仕組みの問題。意識の問題ではない。
    例えば、リマインダーとか、友人にメールしてもらうとか。
    memo
    これは習慣も同じではないか。

    @叱られたら意味を見出せ
    心の中が感情に支配されているとき、論理的な思考は働かず、善後策を考えられない。
    memo
    論理的思考の前提は平常心。

    @ビジネスマンはアスリート
    コンディショニングも仕事。
    睡眠:最低6時間。寝る前にシャワーなりストレッチなどで睡眠の質はあがる。
    食事:朝は必ず食べる、夕食は少なめに。
    運動:頭をすっきりさせるためにも軽くジョギングする。

    @キャリアアップは人磨き
    人間としての魅力は、一緒の時間を過ごして楽しいかどうかという点に行き着く。
    すると社会人として最も大事なスキルは、一緒に仕事をして楽しいと思ってもらえるかどうかではないか。
    では楽しい人とは。それは自分の好きなことを掘り下げまくってる人。
    趣味を伸ばす、本を読む、コンディショニング、これらは空き時間で済ますような重要度の低いことではない。

    @苦手な人には「惚れ力」を発揮
    相手のいいところに着目することが、人間関係のストレスを最小化する。
    memo
    服部からの学びでもある。実行はできてない。

    @チャンスをつかめる人になれ
    自分の持つ最大限を、最大限注ぎ込むべき局面を、理解する能力。このチャンスは掴み取って、そして絶対ものにしなければ、という嗅覚。この波はパスしよう、とは思わない感覚。

    @おわりに
    著者が税制と社会保障に関するテレビ出演のコメンテーターの依頼をうけ5日でしたこと

    ・関連する本を10冊買い、読む必要があるか否かを仕分け、読むものはもう一度読む
    ・使えるかもしれない数値やフレーズを片っ端から拾っていく
    ・専門家の知識を集めるため、電話で、友人知人にアポを取り、集積した知識から作った質問をメモして、質問しまくる。
    ・考えてる仮説をすべて書き出し、それをまた専門家に聞いて、意見や批判を求めて議論。それにより仮説が崩れ、新たな考えを構築する。
    →これを5日で。そして本番。

    この総力戦での準備が、本番の、勝負どころの掴み方を決める。準備以外することはない。

  • 本のタイトルとおり「教科書」ってことで良いのですが、実践的なものとスローガン的なものが混在しており、新入社員がこの本を読んで実務に取り入れようとすると後者についてはちょっとしたとまどいが生まれることが予想されます。

  • 50パーセントでいいから早く提出する
    つまらない仕事はない
    頼まれた仕事は最後までやりきる
    3日読了

  • 当たり前のことは多いことなれど「なるほどね。」と思う点がいくつかあった。意識を持って動いてきたのだろうな。この人は。

  • ○「お聞きしたほうが良い仕事ができると思いますので、差し支えなければ、教えてください!」

    ○ 早く帰ることが認められたとしても、どこかでその埋め合わせをしましょう。

    ○すべての予定をキャンセルしてでも行くべき場面があることを心に留めておいてください。
    何があろうとも、この波には絶対に乗る。次にもっと大きな波が来るかもしれないからこの波はパスしようと思わない感覚。そういう世界観、人生観を持つことが大事だと思っています。チャンスをつかめる人と言うのは必ずしも人より運がいいというわけではありません。チャンスが目の前に来たときに、それに気づき、思いっきり飛ぶことができる人なのです。
    いつ勝負どころが訪れるかを予測することは容易ではありません。最初に訪れたチャンスをつかみベストの働きをするためには十分な準備をする以外にできることありません。

    ○人間が抱くすべての印象は初めての機会で形成されます。

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著者プロフィール

ライフネット生命社長兼COO

「2014年 『楽しい仕事はない。だから楽しくやる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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