入社1年目の教科書

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478015421

感想・レビュー・書評

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  • 社会人になるものとして大切な心構えを本書を通じて学んだ。仕事術だけでなく人間として当たり前のこと、内面を磨くことが成長への近道であることが1番印象深く残っている

  • 職種に拘らず生かせそうだと思ったこと5点
    ・学んだことのアウトプットが重要
    ・準備・本番・フィードバックは同じ比重で
    ・メモを取り、復習する習慣をつける
    ・自分なりの仮説を立ててから質問する
    ・ミスしたら、再発防止の仕組みを考える

  • 当たり前だができていないことを見直す機会になった。
    確かに、入社1年目に意識を高めるために読んでおいて損はないと思った。

    ☆印象に残ったフレーズ
    読みっぱなしでは意味がありません。たった3行でも構いませんから、必ず感想文を書いてください。

  • 外資系企業で働きライフネット生命の創業メンバーとなった著者が、新社会人に向けて書いたライフハック本。
    とても参考になるので定期的に読み返したい。

    (要点)
    ・仕事の効率は最初の5分で決まる。上司から指示を受けた時、合意した事をまとめ、書き出し、上司と確認する

    ・アポ取りから始めよ。若いうちはとにかくアポイントを入れ、数をこなし、現場感覚を磨く

    ・仕事は真似ること、盗むことでしか身につかない。とにかく先輩にくっつく

    ・Always be a student
    勉強する時間がない、ではなく、勉強が先。残った時間で何をするか

    ・「皆さんの意見のこういう点は参考になり、私も賛成です。ただひとつだけ疑問に感じたことごありますので、筋違いなことかも知れませんが、あえてこう言わせてください」会議では必ず発言する

    ・Managing your boss
    自分の上司を上手にマネージせよ。甘え上手になれ

    ・アップワードフィードバック 
    部下が上司を評価する。上司にフィードバックを送るという行為は上司にとっては本来とても良いこと

    ・ミスをしたら、再発防止の仕組みを考える

    ・仕事はここぞ!という時の準備である。社会人としての勝負どころは初回。勝負どころでチャンスを掴めた人が次の大きなチャンスを手にする

  • ライフネット生命の副社長の書いた本。著者が仕事で日々心がけていることが書かれていた。チャンスを掴むために日々勉強することや、社内外の人と交流して知見を深めていくこと、健康だからこそベストなパフォーマンスができることなど参考になった。通勤時間でその日に学んだことを振り返ることは実践したいし、仕事を通して日々学んで成長したいと思った。また、新聞や本もしっかり読んでスキルアップを継続したいと思った。

  • 【新社会人は「仕事」への不安や怖さが軽くなると思います】
    社会人5年目の自分ですが、恥ずかしながら初めて拝読しました。
    自分が実践していたことや、ウィークポイントとなっていた所、ブラッシュアップの参考になる!と助けになることも多く、何年目でも読んでも面白いです。

    これから新社会人になる皆様向けとしましては、「仕事」が怖くなくなるのではないでしょうか。
    社会人一年目は、何をしていいのか、何を聞いていいのか、どうすればいいのか、を考えるプロセスがまだ出来上がっていない方が多いです。

    そんな方でも、どのようにたち振る舞えば仕事が出来るのか、仕事を進めることが出来るのか、自分の社会的価値を上げる実感に繋げられるのかが掴めるかと存じます。

    頼まれた仕事は50%でもとにかく早く提出する、分からないことや手をつける箇所が見いだせない時は考えた上でさっさと聞いてしまうなど、意外にも実践していいことは様々です。
    それらを実践する背中を押してくれる前提で、心構えや下準備するべきことをポイントとして書いてくれています。

    まずはそれを実践してみようと読了後に思えることができれば、読む前と後では「仕事」に対する怖さ、不安感や迷いが幾分か無くなっているかと存じます。

  • 『20代にしておきたい17のこと』、『20代でやっておきたいこと』に続き、非常に自分のためになり、良い実用書だと感じる。特に入社1年目としてフォーカスされており、"若いうちにやっておきたいこと" というよりかは、"新入社員が仕事をしていく上でのノウハウ" に重点が置かれている印象。

  • 信頼、人付き合い、チャンス。この3つが印象に残った。
    いかなる小さなチャンスも逃さない。自分なりに意味付けをして何事もやりきる。そういったことの積み重ねで社会人として一皮剥けることができる。小手先のテクニックや頭の回転も重要だが、何よりも人を愛し、愛されるようになることが社会を生き抜くために重要であると感じた。

  • 入社1年目の教科書 単行本(ソフトカバー) – 2011/5/20

    著者について
    岩瀬大輔(いわせ・だいすけ)

    ライフネット生命保険株式会社創業者
    1976年埼玉県生まれ。1997年司法試験合格。
    1998年、東京大学法学部を卒業後、
    ボストン コンサルティンググループ等を経て、
    ハーバード大学経営大学院に留学。
    同校を日本人では4人目となる上位5%の成績で終了(ベーカー・スカラー)。
    2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げ、2013年より代表取締役社長、2018年6月より取締役会長に就任。
    同年7月より18の国や地域に拠点を有するアジア最大手の生命保険会社であるAIAグループ(香港)に本社経営会議メンバーとして招聘される(いずれも2019年退任)。
    2020年よりスパイラルキャピタルのマネージングパートナーに就任、テクノロジーで業界変革や産業創出を行う企業の支援を行う。
    また、ベネッセホールディングス、メドレー等の社外取締役も務める。

    著書は『入社1年目の教科書 ワークブック』(ダイヤモンド社)、『ハーバードMBA留学生―資本主義の士官学校にて』(日経BP社)、『生命保険のカラクリ』『がん保険のカラクリ』(共に文春新書)、『ネットで生保を売ろう! 』(文藝春秋)など多数。

    5つ星のうち4.0
    1年目でなくても学べる点あり
    2011年8月15日に日本でレビュー済み

    ライフネット生命を立ち上げから関わった副社長でもある岩瀬大輔さんの本。
    タイトルに入社1年目の教科書とあるように確かに社会の飛び出る前に読むと良い基本がまとめられている。
    しかし他の世代の人であっても仕事術の本として参考にできる。
    解説していた一部をあげてみると、

    24時間以内にメールは返信する。仕事はやりきること。
    つまらない仕事はない(コピーであってもその書類にどんなことが書かれているか読んでみるなど)
    また若い経営者には珍しく?紙の新聞を取ることを薦めていたり、
    (ネットニュースだけでは無意識のうちに興味あるものばかりしか見なくなるのを防ぐため)
    世間でお薦めとされる速読を否定していたり(良い本をじっくり何度でも読む)
    良い意味で目新しい発見があることでしょう。

    2016/07/23(土)
    ★★★★★
    改めてこの入社1年目の教科書を再読した。
    直前に自己啓発本なのか仕事術本なのか曖昧で抽象的、当たり障りのないことばかり書かれた本を読んだので余計に本書の良さ、シンプルさを痛感した次第だ。

    良い本というものは内容に普遍性があり、時代を越えて役に立つ。
    本書も仕事術本の中で古典となっていくだろう未来が見えた気がする。

    メールだけではなくメール+電話をうまく使えという指摘はほんとにその通りだと思う。
    近年は企業向けの振込詐欺で
    経理担当者が上役の偽物に騙され大金を払うケースが出ている。
    それもこの項目をよくよく守っていれば防げたと思われる。
    お金が動く場合などは特にメール+電話を心がけたい。
    まあ、メールで連絡がしっかり取れる人違う人ってのも実際問題あって難しい所もあると思うが・・・

    根回しとは事前準備のこと。基本的な事の合意、対処可能な反論をつぶすなど実際の会議を有効なものにする為に欠かせない。

    質問する時は紙にメモを書いてそれを見せながら話、相談をする。
    (自分で調べれることは調べ、こうしたいというアイデアは持った上で)

    曖昧な点があれば実行に移す前にこれで方法などが正しいかどうか書き出し過不足なく理解して仕事を進める。

    仕事を依頼されたらいつまでに必要か、何の為にするのか(背景)を把握すること。
    逆に仕事を依頼する時は締切日と何の為にして欲しいかを相手に明示すること。

    貯蓄する習慣を身につけよ。これは大事。
    普通岩瀬氏のようにビジネス本を出す人は20代は貯金はいらないと指摘する人が多い中、貯金の大事を訴える岩瀬大輔氏の良さが見える思いがする。

    ビジネスマンはアスリート(プロ)なのだから、睡眠を確保し、良いものを食べ健康体をつくり出す努力をするべき。

    感動したこと、勉強になったこと、参考になったことは言葉、文字にして伝える。
    具体的に。~な所が勉強になりました。感動しましたという風に。

    大半の人の能力は似たようなもの(一部を除き)だからこそ学び続ける必要がある。
    この指摘は重要だ。always be a Student (常に学徒たれ)
    学び続けないと今行われている東京都知事選挙の鳥越俊太郎になってしまうだろう。
    (鳥越俊太郎は京都大学卒にも関わらず、あの程度なのだ。良い反面教師である)

  • 新入社員時代の課題図書

    もう読むことはないだろう
    メルカリで売らなきゃ
    それすらめんどい

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著者プロフィール

ライフネット生命社長兼COO

「2014年 『楽しい仕事はない。だから楽しくやる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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