- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478023648
感想・レビュー・書評
-
分かりやすくてとても良い本です。知らないことが多かった。
ただし一点「発展途上国が先進工業国に転換する過程において保護主義の採用が効果的である」とありますが、今は国際分業が進んでおり開放経済なので積極的に外資を呼び込んだほうが有効だと思います。
教育や国民性のような過去の蓄積も発展には必要だと思うので一概に保護主義を取るよりは自由貿易のメリットを生かしたほうが良いと思われます。
鎖国を続けてる北朝鮮に比べれば、軍政を解いて日本を含めた外資を呼び込んでいるミャンマーはこれからますます発展していくでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
円、ドル、ユーロの成り立ち。
-
本当に大枠だが、世界史と経済学の知識に乏しい自分には勉強になった。入門書として最適。
-
今まで単語としてしか記憶になかった歴史が、どういった理由で引き起こされたことなのか。そういったことが、経済を軸にわかりやすく説明されていた。
現在は、昔に比べて便利になり、さまざまなことが進化していると勘違いしていたけれど、考え方の根本は変わっていないのかもしれない。昔も今も人間の考えていることは同じで、移動手段や情報入手の方法がスピーディーになったに過ぎない。
むしろ、便利になった分、工夫をしなくなったから人間の中身は衰退しているのかもしれないと感じた。 -
サラッと読めて、結構面白い。
経済の解説を、世界史や戦争の歴史、偉人などに絡めて教えてくれる本です。
これを読んだら、政治と経済は切り離して、なんて口が裂けても言えないですね。
戦争の歴史=経済の歴史というのがよくわかりました。
経済の解説がメインなので、人や歴史からこういう経済システムが生まれました。という解説がいくつも続くのですが、ちょうど面白くなった所で次の話になってしまうのが凄く残念。
その後どうなったか知りたい!というのが何個もあって、もどかしくなります。
ただ、経済にも世界史にも詳しくない人向けの入門書として、狙い通りなんでしょう。
もう少し突っ込んで知りたいという人向けの書籍紹介もあるし、コンセプトに見合った良書だと思います。
強いて言うなら、ページ数を2倍にして、もっと深く教えてくれたら満点でした。
詳しいひとは別として、教養として経済や世界史をちょっとだけ勉強したい人に、最適な本だと思います。
かなりオススメです! -
経済があんまり強くない私には入門書のようで面白かった。世界史と経済のつながりが特に。両方つながって、現代があるのだなあと。もう少し世界史や経済の本を読んでみたいと思ったのでした。
-
世界史は経済で成り立ってることがよくわかりました。戦争はほとんどが経済戦争なのね。。
-
予備校講師が解説する経済を柱とした世界史。戦争も革命も全ては経済活動から引き起こされるという視点。マクロ的観点で現在の経済問題を洞察すると、違った見え方ができる。
-
世界史とお金の繋がりが見えて面白いです。
-
一個一個は面白いけど、世界史の基本知識がないと全体観が理解しきれない。とほほ