フランス人は10着しか服を持たない2

  • 大和書房
3.23
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本棚登録 : 1784
感想 : 186
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479783435

作品紹介・あらすじ

年齢を重ねるほど、シックで魅力的な女性になれる。広い家でなくても、一流の家具がなくても、毎日を「特別な日」のように過ごす。ミステリアスで魅力的なフランス人のように、穏やかに、エフォートレスなスタイルで、自分に満足して暮らすには-。日本中を席巻した年間ベストセラー第1位!(2015年実用書・ノンフィクション部門)第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 去年前作を読んでとても感銘を受け、たまたま続編を図書館で見かけたので借りてみた。
    「毎日の生活をより快適に過ごすには」ということが本作のテーマ。日本および世界全体でそうなっている思うけれど、今自分の中で「暮らし」ということへの関心が過去いちばんに高まっているので、とても興味深く読んだ。
    部屋が散らかってしまう様子や、毎日に疲れて色々なことが面倒くさくなってしまう気持ちは世界共通なんだなと思った。常に自分の置かれた状況をポジティブに把え「いま、この瞬間」に心を集中させることによって、一つひとつに向き合い、感謝やユーモアなど「余裕」を忘れずにいられる。「人生は旅であり、目的地ではない」「世界がいますぐに終わるとしたら、先のことばかり心配していないで、残された時間を一瞬たりとも無駄にせず大切にしようと思うのではないだろうか」という言葉が印象に残った。
    何事も日常的にこまめにすること、アファメーションはやってみたいと思った。

  • おうち時間が増えたのもあり、家での過ごし方のヒントになることがたくさんありました!
    読みながらできることを実践し、不満に感じていた今の家の良いところにも改めて気付けました。
    心穏やかに過ごすために、つい他人を変えようとしてしまいますが、まずは自分が変わる、考え方を変えることからやってみようと思います。

  • 我が家はまだ買ったばかり。
    購入の際はモデルルームに憧れ、インスタグラムのインテリアにため息、美しいシックな家を夢見ていた。
    しかしどうだ!
    私自身のセンスのなさもあるが、何より小鬼たちが玄関を砂まみれにし、そこら中にぬいぐるみやら引き出したティッシュペーパー!
    階下からの苦情もあり、騒音対策のマット!
    ぜんっぜんお洒落じゃない!!!!
    でももっと居心地の良い家にしたい。
    そんな時に本書は役に立つ、かも?

    まずは自宅のいいところをちゃんと見よう。
    そして片付ける場所を決めて定位置を作ろう。
    いらないものは捨てる。
    家族との温度差は、「仕方がない」!「他人を自分の思いどおりに変えようとしてはならない。変えられるのは自分だけ」(189頁)
    昔、保健の先生が同じことを言っていたな......。

    本書に出てくることのすべてを実践しようなんて思わないこと!
    だって彼女がいるのはアメリカ!
    家庭環境も、家の広さも、仕事だって、私は「彼女」になれない。違う人だ。
    だから取り入れられることを取り入れればいい。
    テイクアウト、お惣菜を使うことは恥ずかしいことじゃない。
    毎日クッタクタで帰ってきて、そこからの肉じゃがなんて大変。
    .......まあ、レンジや圧力鍋で10分で作れるんだけど。
    でも、無理しなくていい。
    今や作り置きレシピは花盛り。
    作り置き専門の家政婦さんだっている!
    え、それでも難しい、じゃあ、これは?
    「メイクはちゃんと落とす」
    これならできそうでしょ?
    ここもあそこもできていない、そんな減点法ではなく、いつも今日よりプラス1。
    そのプラス1があればれきっと明日の私は昨日よりシックなのだ。

  • 【気づき】
    前作を読んだ時も心穏やかになる気持ちもしたが、
    本作も同じ。こちらは、1日をどうしたら穏やかに過ごせるか?
    と言うヒントが具体的に詰まっている本。

    読むと、世の中が足りないものではなく、満ち溢れていて、幸せは日々の生活の中にあることがよくわかる。


    特に印象的だったのは、
    飲み物の話。
    野菜などを入れてスムージーを作ったり、カフェでいただくような飲み物も家で作るなど目から鱗が落ちる思いがした。
    確かにちょっと一手間加えた飲み物を飲めば、気持ちも安らぐような気がする。

    後はブランチ。
    ブッフェ方式にしてみんなで楽しく食べるようにすると言うのも素敵なアイディアだと思った。



    特に育児していると、「優雅な暮らし」とか「心穏やかに」と思っていても「できない!」と思うことも多いも。
    でも、
    著者自身が育児中?であることもあって育児ママに対する配慮や気持ちの持ち方もすごく参考になった。


    【要点】

    ・シックとは、心穏やかに保つことを最優先すること
    心が穏やかだと「いま、この瞬間」に心を集中させ、ものごとを大きな視野で見られるようになる。



    ・もう一度我が家に恋をする。
    家の良いところを見つける。


    ・いつも片付いた家になる方法
    →時間or場所を区切って片付ける

    ・散らかりやすい場所=家族が使う場所
    →帰宅したときに持ち物を置く場所を決める

    ・何をする時も生きる喜びを感じながら心を込めてやってみる。
    片付けは仕方がないからやるのではなく、自分たちが持っているものに「ありがとう」と言う感謝の気持ちを表す手段と考える。


    ・「家が片付かないと幸せになれない」なんて思い込まないこと。完璧になれる日が来ないかもしれない。


    ・朝のしたく
    子どもたちに「今日はどんなことがあるかな?」とワクワクしながら目覚めて欲しい。
    実家に追われてバタバタせず、楽しい気分で朝の支度をしてほしい。


    ・赤ちゃんや小さい子の育児は並々ならぬ愛情と注意力とエネルギーが必要。だから気を遣って他人のペースに合わせなくても良いのだ。自分のペースでやろう。


    ・家は人生で1番大切な場所。今の家に住んでいる間に、あなたにもたくさんの思い出ができるだろう。初めて経験することも、きっといろいろあるはず。
    子どもがいれば、いくつになっても、その家のことを覚えているだろう。

  • 1が良かったので
    2も!
    丁寧にシックに暮らすこつが諸々。

  • 全体を通して、「小さなお子さんを持つ母親」に向けた本という印象を持ちました。

    それを前提に書かれているので、該当しない場合、どうしても自分の暮らしとマッチしない部分が多く、参考にしにくかったです。

    前作の続編のようなタイトルですが、読んでみるとうーん?
    タイトルに工夫してもらえたらよかったなあ…と感じる作品でした。

  • 前作と内容が重複している部分もあったからか吸収できることは前作を読んだ時よりも減った。

    前作はフランス留学のホームステイでであったマダム・シックに基づく行動に焦点が置かれていたが、今回は日々過ごす中での精神的なあり方に焦点が置かれていた。

  • 未婚なので家族、子供がいる点が参考にならない部分もあった一方、子供がいる生活がいかに慌ただしく、独身が贅沢かも気付けた。
    日本の我慢が偉いカルチャーに対して、フランスのオシャレで人生楽しむことを大切にするカルチャーは素敵だと思った。
    当たり前の日常生活を丁寧にオシャレに大切に暮らすヒントがちりばめられた素敵な一冊。

  • 180214-180321

    ダラダラちまちま読んだー。
    前作のが評判良いっぽいな。たしかにこっちは、1日読めば良いかなというかんじ。
    ******
    図書館にあったのが「2」だったから、まずはこっちから。
    てゆーかわたしの本棚、読みかけの本ばっかりだな! ← 3〜7冊くらいを並行して読むタイプ

  • なりたい自分であるって事は、自分の心がけ次第。
    誰かが何かをしてくれる訳では無い。
    分かっちゃいるが、イレギュラーがあると何かと他責にしてしまいたくなることもある。
    良い風に考えるのもも悪い風にも考えるのも、チャンスを掴むのもそうでないのも、全て自分次第。
    たまに読んで思い出さないと。

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