- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480816269
感想・レビュー・書評
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質問に重点を置いた話し方の技術の本。
例として色々な対談の引用があって参考になります。
質問に注目して対談集を読んだりトーク番組見たりしたいと思いました。
(05/7/28購入、05/9/2読了)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミュニケーションを扱った本が多い斎藤孝さんの著作の中でも、これは最も実用性の高い一冊です。読めばたちどころに会話の主導権を握ることができるようになるはず。会話における「質問」の重要性をあらためて思い知らされる本。話し上手は聞き上手。聞き上手とは、実は質問の上手い人のことだったのです。知ってましたか?
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斉藤先生は凄い。人として尊敬。書き方(構成)が上手い。しかも有益な情報が多い。
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質問力について言及している本ともいえるが、
いろんな対談をネタに、
齋藤流に解釈を加えた本として読むこともできる。
将棋や囲碁で例えると、二人の対局者の対談を、
齋藤さんは大盤解説しているような感じ。
いろんな対局(対談)が楽しめて面白い。 -
新井っちから借りパクしたままのほん。勉強になりました
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クリエイティブな話し方にはこの本に書いてあるポイントをおさえるとよいのだなと思いました。
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たしかに、質のよい質問ができるかできないかで、質問者自身の質が分かる気がした。
「今どんなお気持ちですか??」とかね。なんでもそんな質問ばっかりだよねー普段TV見てると。自分は何にも考えないで、答える側にはたくさんの中身の答えを要求する。
うん。頭のいい質問ができる人になりたいな。そういう感性のある人になりたい。 -
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「質問するのって難しい!!」といつも思っていた私にとってズバリな本。自分の質問の仕方によって、相手からの返事だって変わってくる。これって分かってるようで普段は意識してない。ちょっとした日常のコミュニケーションについて考えさせられました。
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会話の中の「質問」に焦点を当てて
様々な面から質問の力についての理論がまとめられています。
この本で挙げられる「質問力」は、間違いなく日常のあらゆる場面で使えます。
僕は普段、その場しのぎをするために、今まで中味の無い質問を数え切れないほど
使ってきました。しかし、つまらない質問ばかりをする人間は、次第に
おべっかであることから、相手にされなくなります。
質問をする能力は、コミュニケーションの重要な部分です。
メールの返答を考える時などにも、非常に参考になります。
どうしたら相手に少しでも満足してもらい、多くの情報を引き出せるか
それは、少し考えるだけで効果が格段に違ってくると思います。
後半は具体例ばかりで少しだれてきますが、この本は非常に参考になります。
興味のある人は、是非読んでみてください。
<勝手に要約>
・質問力は、その他の自分の力を発揮するのに必要な、大前提の力である
・質問力があれば、優れた人からより多くの情報が引き出せる
・質問力は、状況や文脈を的確に読み取る能力と密接に関わっている
・良い質問とは、
「具体的で本質的」
「相手と自分の興味や関心を擦り合わせている」
「今現在の文脈と過去の経験世界に沿っている」
・自分の呼吸や相手の呼吸に合わせ、頷いたりあいづちを打つと良い
・相手の言葉を別の言葉で言い換えると、理解を相手に示すことができる
・相手が特に苦労した点に共感すると良い
・相手の変化に関する質問は非常に有効
・質問をする前に、相手のことをあらかじめ調べておくと有効
・「具体的にどういうことなんですか」はあらゆる場面で有効
・抽象的なテーマと、本質的なテーマのバランスを取るのが重要
・「私個人のテーマになりますが」と、会話のコントロール可能を宣言
・ひとつでもインスピレーションを得られれば、会話は成功と言える
・本文で紹介された本:「古田式」