緑衣の女

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488010010

感想・レビュー・書評

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  • アイスランドの陰鬱とした空気を感じながら読み進める。
    結末についてはさほど驚かされるものではない。

  • フロストの次に読んだので、暇なんだなあと思った

  • アイスランドのミステリー。見つかった白骨遺体は誰なのか。時代をさかのぼって辿りついた真実と、鍵を握る緑衣の女。読むのがつらいほどDVのシーン、追い詰められる家族。でも読み終わって感じたのは母親の強さでした。前作、「湿地」よりも面白かった。

  • グローバルなミステリってこうなのか

  • 歴史と暴力、そして女性。インドリダソンがこの本の中で扱おうとしているのは、何も大衆的な受けを狙ったミステリーに限らない。人口30万人の北欧の平和な島国アイスランド。犯罪ミステリーにこれほどそぐわない場所はないと思われる舞台で繰り広げられるのは、今なお世界中で苦しむ人たちがいるドメスティックバイオレンスの問題を生々しくえぐる一つの事件。読んでいて心苦しいがページを追うその手を休められない。今年読んだ本の中でも間違いなく読む価値のあった一冊。

  • アイスランドの住宅建設地で発見された人間の肋骨の一部。過去を遡り真実を明らかにしようとする。
    過去の事件のため、ストーリーの展開はスピーディーではなく登場人物の状況や内面の方が重点的に描かれる。それでも決して退屈ではなく物語にどんどん引き込まれて行き、派手さは無いが面白かった。まだまだシリーズがあり未翻訳なので次が楽しみ。

  • 面白かった。
    暴力シーンが読んでて痛々しいけど。

  • 前作の湿地もそうだったが、とにかく重い。警察小説というよりドラマかな。

  • 風土との関わり。初期の松本清張みたいな。哀しいお話。

  • 北欧ミステリーというので、フォンエアーの中で読もうと思ったけれど、重い話だったのでやめた。読み終わって、新ためて重い話だった。

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