アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) (ミステリ・フロンティア 1)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017002

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には、こういう正義感に溢れたキャラクターって好きではない

    まっすくで、正直で、眩しい

    ジリジリ進みが悪くて、そのことが逆に物語にのめり込ませる

    河崎に会ってみたいね

  • 非現実的なまでに個性的な魅力あふれる登場人物達が煙幕となって見事にダマされる。キャラクターのせいと無意識に棚上げにしていた違和感が、終盤に理由あるものとして解決されていく快感。それとは対照的に大筋となる事件は現実的で暗い。

  • せ、せつない、、、
    爽やかでありながら、苦しくもなった。
    何とも言えない複雑な読了感。

    でも、やっぱり伊坂作品好きだ!

  • *「一緒に本屋を襲わないか」大学入学のため引越してきた途端、悪魔めいた長身の美青年から書店強盗を持ち掛けられた僕。標的は、たった一冊の広辞苑――第25回吉川英治文学新人賞受賞作*

    過去と現在が交差しつつ話が進む。過去ーブータン人ドルジとその恋人でペットショップ勤務の琴美、琴美の元カレでHIVに感染した河崎、犬殺しの3人組。現在ー河崎、僕(椎名)、襲撃される本屋。
    結論、琴美は3人組の脅しに屈しなかったけど、逃げる彼らの車に轢かれて死亡。河崎は自殺。河崎になりすましたドルジは3人組の生き残りの本屋息子を拉致し「鳥葬」する。そして「神様をロッカーに閉じ込める」。
    伊坂節炸裂でユーモアも伏線もふんだんに楽しめるけれど、読後はそこはかとない寂寥感。

  • 切ない。

  • 面白かった!伏線がたくさん散りばめられていて、それがまとまる感覚が読んでて気持ち良かった。オススメできる本。途中に一度ある驚きを体感してほしい。

  • 伊坂幸太郎さんの作品が好きなので借りました。
    全部の伏線が最後につながるのが楽しみで一気に読み終えました。伊坂さんの作品の中でも特に面白い作品の1つだと思いました。

    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=212356

  • 2014.10.13読了

    最後切なく感じるのは私だけでしょうか、、

  • やるせないのにスッキリする感じも。

  • 現在から過去を想像

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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