アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) (ミステリ・フロンティア 1)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017002

感想・レビュー・書評

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  • #もう神も悲劇も逃がさぬ裏口へ途中参加の生き物語

  • ブータン人の留学生が日本で過ごす事により異文化を受け入れて成長していく様子が繊細に描かれていた。
    無慈悲な事件に巻き込まれていく中でドルジの人格に影響様子は読んでいて心が苦しくなった。
    河崎の自殺の理由が府に落ちなかったので心理描写の現実性に欠けると感じた。
    現在と過去を往ききして伏線を回収していく伊坂ワールドにしては展開の意外性に欠ける作品だった

  • 201907

  • 二年前と現在が交互に綴られて行きます。なので、どうなっているかよくわからず物語は進みますが、最後に二年前と現在が交わり謎が解けます。サスペンス調で襲われる時はドキドキします。麗子さんの痴漢と対峙するエピソードは面白かった。寝る前だったのですが、連れに要約して音読してしまった。教訓、教えられることもたくさんあります。メモしました。自分が主人公のような気分で生きているけれど、他人の人生の中では脇役に過ぎない。

  • 早い段階でからくりに気付いてしまったので絶賛されているほどの衝撃はなかった

  • 以前、興味があり借りてきたのだが、読めずに返した覚えのある作品。ミステリ・フロンティア読了を目指したい。

  • 過去の既読本

  • *

  • 読み終わった後の何とも言えない悲しみ感。今まで伊坂作品を読んできて、こんな気持ちになったのは初めてなような気がする。時系列に上手くついて行けなくて2回読んだ。写真の裏に書かれていた河崎の文に涙した。何が、こんなに読み終わった後に……引きずってるのか?自分でも分からない。

  • なんで河崎は椎名に麗子さんを信じるなって言ったんだ?

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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