背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 189
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025366

感想・レビュー・書評

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  • 何で今までこのシリーズ読んでなかったんだろう(..)面白いじゃないですか!どの話も好きだけど「君とぼくの待機会」の盛り上がっての終わりかたは憎いねぇ(^^)この後さっそく中断していた「ようこそ授賞式の夕べに」の読書を再開します♪

  • 営業という仕事ってこんななんだなーって本当にリアルに実感がわく。
    本は本当に大好きだけれど、やっぱり編集にしても営業にしても、仕事にはできないなあと思う
    本好きな人が届けてくれる本を、本好きとしてめいいっぱい楽しむ。それが私と本との付き合い方だな、と再確認。

  • 最後に威風堂が出てきてほくそ笑んだ(笑)
    井辻くんや他の書店員さんたちもキャラクターがいい♪

  • おもしろかったです。
    5つのお話があります。
    その一番最後には、成風堂さんの話題が出てきます。
    なんだか嬉しくなりました。
    それから、離婚しておいてきた娘さんを心配して、嫁ぎ先だった本屋さんの近況を知りたいというお話が良かったです。
    早く続きが読みたいです。

  • 推理小説に対してはほぼ初心者なので
    ほーーーーーっ
    こんな 謎解き小説があるんだなぁ

    のんびり ゆったり おゃっ
    うん? あっ そうか なぁるほど

    思っているうちに
    最後のページを閉じていました

    いゃあ 満足 満足

  • 『平台はおまちかね』に続く、ひつじくん第二弾ー!
    「そうですね、第二弾ですね。ぼくは井辻ですけど」

    …。

    井辻くん相手にこういうやり取りしたいなぁ(笑)

    表題作の「背表紙は歌う」がやはり、一番よかった。
    この回で主役だった人たちの今後が気になるので、後日談がほしい……
    いや、そこはあえて匂わせるだけで終わるのが、また憎らしいんですよね!(※ほめ言葉です)
    だってそうしてもらえたら、私たち読者は、切なくて、でも幸せな余韻に浸ってしまえるのだもの。
    また続編出ないかなぁ。

  • 井辻くん第2弾(簡略化)。

    良く言えば読み手の想像に委ねます、というエンディングの話が殆ど。
    穿った見方をすると投げっ放し感が否めないのだが、
    そこは好みの分かれるところなんだろうなー。
    自分であれこれ推理して楽しむタイプの本読みさん向きか。
    個人的には白黒はっきりしてほしい方なので、若干放置プレイな感じ(爆)。
    他はともかく『君とぼくの待機会』で結局誰が賞を獲ったかだけは
    はっきり知りたかったなーなんて。
    『プロモーション・クイズ』は、大の大人がなぞなぞに振り回されてる風景が
    なんだか微笑ましかった。
    これの答えだけでも提示してくれたので、取り敢えずモヤモヤせずに済んだかな。
    できれば『高石ヨウマ』じゃない方がいいんだけど(爆)
    試しに贔屓チームでやってみたら人の名前にならなかったの(号泣)。

    デビル大越と久保田さんという新キャラ登場。
    この先どう絡んでくるのかがものすごく楽しみ。
    というかこの先も絡んできてほしいなぁ。

    成風堂書店のシリーズはまだ未読なのだが
    それはそれで話を楽しむことができたし、むしろ興味を持った。
    持って行き方が巧いなぁ。

    ところでこのシリーズの続きはいつ出るんだろう…
    というかまだ続いてくれるのかなぁ…

  • 中規模編集社の新人営業、井辻くんががんばるシリーズ、二作目。
    津波沢先生が有名な文学賞にノミネート!準備に追われている井辻くんの耳に不穏な噂が……受賞者は決まっている?果たして賞の行方は……?『君とぼくの待機会』等5編。

    書店や編集社、賞についてや取次会社についての話は丁寧で面白い。だからこれをミステリとして読まないでお仕事小説だと思って読むと相変わらず十分なくらい面白い。
    しかしミステリーだと思って読むと、なんだそりゃ、そんなこと?って印象になる。
    なぞなぞは確かに一読だと全然わからなかったけど、答えを知ると、なんでこれを優秀らしい書店員の人々が解けないの?ってなる。
    あと、他のシリーズの人々が出てくるのは嬉しいけど、ちょっと寄り掛かりすぎな気がする。鼻につく。
    相変わらず井辻くんはかわいいし吉野さんは素敵だし、面白い分、このシリーズだけでしっかり独立してほしい気もする。
    あかずきんの時もだけど、二作目になると急に失速するというか、肩透かしをくらうというか…期待しすぎなのかな?
    まあ続きを楽しみにして待つ。

  • 日本有数の文学賞候補作が発表され、浮き立つ各出版社の営業の面々。そんな中、書店に不穏な噂が広がる。
    「受賞作はもう決定している」、と。    -君とぼくの待機会-

    出版社の新人営業部員が出会う、ハート・ウォーミング・ミステリー、第二弾。



    前半の作品は、謎解きとしての面白さはちょっと足りない。そんな意味でも、「君とぼくの待機会」が一番良かった。書下ろし作は、暗号的な物はムム・・・
    全体を通して第一弾に比べ曖昧にしたラスト。余韻はあるがこうも続くと、少し物足りなく思えてくる。
    前からだけど、『真柴』の株がさらに上がった。

  • ハートウォーミングな謎解きの数々。
    誰も傷つかない、そして謎が解けた爽快感はばっちり。こういうの、大好き。 
    多絵ちゃん、特別出演ありがとう!

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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